トヨタ自動車株式会社 / スタンピングツール部 製品保証課
部署間の情報共有システム構築による生産性の向上と職場環境改善
以前勤務していた自動車会社では、開発部署と生産部署の間で情報共有方法が構築されていないことから 生産計画の遅れや品質不良が発生すると共に、部署間の関係性悪化が問題視されていました。 この問題が発生した原因は部署間の情報共有方法が構築されない状況が原因ではないかと仮説を立てました。 幸い、私が所属していた生産管理課は業務上開発部署との連携が必須だったため、その立場を活かして開発部署との橋渡し役となることで問題を解決できないかと考えました。 まず、開発部署と生産部署の管理職に問題点と改善策を提案した上で、同僚の力を借りて、お互いの部署への要望と改善策を纏めてもらいました。 それらを課長以下の全チームリーダーを集めた2部署間会議で話し合い、生産管理課が2部所間の情報共有役となることを多数決で決定しました。 その結果、情報共有方法の構築により生産計画の遅れや品質不良等の問題点を大幅に削減することに成功しました。 また、合同定例会議の新設により2部署間の交流が増え、開発部員や現場の方々から風通しが良く働きやすくなったとの声を頂くことができました。