静電気を用いたゲームコントローラの提案
一般的な静電気発生の原理を利用し、帯電しやすさが異なる2種類の物質をこすって静電気を発生させます。 それを自作した静電気センサのアンテナに近づけると、微小な電流が流れます。これをセンサ内のトランジスタにより増幅させ、Arduinoでその値の変化を取得しPCに送ります。 これにより、帯電物をセンサに近づけたり遠ざけたりすることでPC上で起動させたゲームを操作できる、というシステムを製作しました。 静電気という、従来市販されているゲームコントローラには用いられてこなかったセンシングを利用した新しいコントローラを開発することに成功し、またあわせて実際に遊んで楽しめるコンテンツを完成させることができました。 今後の展望としては、静電気ならではの特徴である、非接触でも操作可能という点をいかしたコンテンツの開発を進めていけると考えています。