榊原 由実菜
「劇場がもたらす力」
コンセプト:演劇を身近にする劇場の提案 演劇のはじまりは屋外で行なわれ、 劇場建築が建てられても天井が ありませんでした。 劇場建築に天井 ( シャンデリア ・ 光天井 ・ 舞台上部照明 ) が 実現したのは、 新しい照明技術が生まれた 19 世紀になってからです。 屋外で行なわれていた時代は、 身分や年齢が関係なく誰もが気軽に 楽しめるものでした。 そんな演劇を身近に親しみを感じられる劇場の提案、 また、 提案した劇場にふさわしい演目の舞台美術の提案をします。 劇場と舞台美術、 これら全てが 「劇場がもたらす力」 と考えます。 演目として13年分の本屋大賞の受賞作からテレビドラマ化、映画化、 舞台化されているものを調べ、若者にも身近に感じてもらえる内容に 注目した。 多くの方が一度はそのタイトルを耳にし、惹きつけられた「君の膵臓 をたべたい」を選び、舞台美術に落とし込みました。