大学コンソーシアム京都 長期プロジェクト型インターンシップ
「良い技術は伝えなければ意味がない」 この一言で私達の活動が始まった。 2019年5月~11月まで、ものづくり企業である関西巻取箔工業株式会社(略称:カンマキ)の長期プロジェクト型インターンシップに参加した。実社会を見つめ直し、課題を発見・解決することから成果を作り上げることを目標としたインターンシップである。 このカンマキの課題はまだまだビジネスの間で知名度が低いことであった。よって、私たちはカンマキの名を広めるために多くの企業が集まる商業展示会に焦点を置き、そこで広報活動を行なうプロジェクトを実行した。 その中で私は企業の方、チームである学生と活動する中で新しく発見したことがある。 それは自分の「軸」を持つことだ。ここでいう「軸」はどんな時でも自分が1番重要と考える根幹部分のことである。 このことにに気付かされた出来事が広報活動の一貫であるPVの中間発表の時だ。1人ずつ自分が作ったPVを順番に発表していくのだが、唯一私だけが動画のワークショップをしていただいた先生から良い反応をいただけなかった。「何を伝えたいのか分からない。」と。私なりに時間をかけ、考えたものを形にして持っていった作品であったが故に、悲しさと悔しさが滲んだ。「あなたにはあなたの軸が見えていない。」この時に言われた言葉が鮮明に思い返されるほど、私の心に響いた瞬間であり、挫折を経験した。軸とはなにか、自分がどんな場面でも大事にしたいと考えること、自信も持って言えることは何か。今まで考えたことのない問題に向き合うことになった。私は必死にカンマキの商品の良さを伝えたい、その一心で作成に望んでいたが、実はそれだけでは足りなかった。その自信を軸にして自分の価値を付随すること、宣伝に繋げることが本当の「広報」だということに身をもって感じた。 この軸こそが自分が広報をする最大の意味となって商品を伝える価値が出てくるのであれば、この気付きは広報だけでなく様々な場面でも精通すると考えた。 結果、インターンシップ中は自分の軸を模索することを意識、またインターンシップが終了した後も自分の課題となった。決して短期間で見つかるものではなかったが、意識するきっかけを下さったことは私が1番得たものだといえる。 この半年間、新たな発見と強みの成長を実感することが出来、その後の学生生活に大きく影響を受けた貴重な経験であった。