知多カリモク株式会社 / 正社員
不良品として返ってくる材料を約50%削減
入社当初は材料の欠け、割れ等の検査を担当していました。その中で頻繁に使用する樹種があり、1日約500~800本程の材料を加工科へ送っていましたが、次工程から不良材として返ってくる材料が多々あり、平均で50本程度返品されていました。そこで返品率を軽減するため、対策を考えることにしました。 まず、現在行っている作業工程を見直し、機械によって決められた幅に割られ、出てきた材料を検査する速度の見直しを行いました。速く流す事で曖昧な検査となり、多くの不良品を出してしまいます。そのため、改善案として、速く流すのではなく一定のペースで流し、不良品が混ざっている材料に関しては最後に割る様にしてほしいという提案を出しました。 また私自身が行う検査では、切断された材料が複数流れてくるので、3~5本をまとめて検査するのではなく、一本ずつ確実に手にとって確認することを徹底して行いました。しかし、それだけでは見落としやすいと感じたので、積み終わった材料を再確認するという提案を出しました。結果として、不良品の理由となる割れや欠けなどをより正確に見分けれる事ができたことにより、不良品として返ってくる材料を約50%削減でき、業務効率を上げることができました。