ウォンテッドリー株式会社 / Software Engineer
GraphQL API のエラー計測基盤構築
Wantedly では、GraphQL API を、フロントエンドからマイクロサービスの gRPC API を利用するためのゲートウェイとして利用しています。なので、社内サービスの安定性を計測するには当然 GraphQL API の各種数値を計測する必要があるのですが、 GraphQL API の特殊性 (すべて同じ path を利用する、status code 200 でもエラーを含むケースがある) から、いわゆる 5xx 系のエラーが計測しにくい状態になっていました。 なので、API 内のエラーを 5xx 系と 4xx 系に分け、それをコードベースで表現できるようにし、エラーの収集、ログを行う基盤を整え、同名の Operation 毎の 5xx 系のエラー割合を計測できるようにするなど、全体的なエラーの秩序を作り、エラーを適切に計測する基盤を整えました。