終末映写倶楽部
人類は突然の大氷河期によって滅び、長い時を経て地球には新たな生命体が降り立つ。彼女らは冷凍保存された人類文明を模倣し、瞬く間に都市「ディンナム」を築き上げる。その中心にあるディンナム・アカデミーに転校したハスイは、故郷と家族を失ったトラウマから心を閉ざしていた。孤独な日々を過ごす中、ハスイは校内で偶然映写機を見つけたことをきっかけに、「映画」と出会う。 人類ヲタクであることがバレた元"学園のアイドル"、ダン。部内の人間関係の軋轢に嫌気が差し、ケーオンサウンド部を退部したばかりのエシエネ。ハスイは、アカデミーで孤立していたダンやエシエネらと映画を通じて交流を深め、次第に心を開いていく。しかし、映画をつくる試みは「ソウゾウ規制法」に触れ、当局の目を引いてしまう。 「やっと分かった。私が生かされた意味...」 自由な創造の高揚感に惹かれたハスイらは、仲間たちとともに一本の映画をつくり始める。これは、映画がロストテクノロジーとなった地球で起きた、ネオ・シネマ・パラダイス。 著者 山本貫太 原作 北川俊




