谷口 翔太

2018年の1月より約1年間中国の大連に留学に行きました。 これまでの大学生活はずっとサッカー、勉学、バイトの日々でしたので、せっかく海外に来たからには何か面白いことを！と考え、現地の日本人留学生団体に所属し、現地で日本の祭りを開催いたしました。祭りを開催した理由は大きく２点ありました。一つは現地の多くの中国人の方が日本に興味を持ってくれていたからです。日本に興味を持ってくれている現地人の方が予測以上に多いことに気がつきました。今後の日中の交流の一助になればと思い開催に至りました。またもう一つの理由は現地の日本人のこども達に日本の文化を体験して欲しかったからです。大連は比較的日本企業が多く進出しており、たくさんの日本人の子供たちがいました。彼らの中には、生まれてからずっと中国で育ったという子もいました。そんな彼らに何か日本行事を体験して欲しい、そういった目的もありました。 しかし準備は思うようにスムーズに行きませんでした。会場運営の手配、スケジュールの確認、ステージの企画、印刷物の手配等、課題は山積みでした。現地の代理店との交渉も全て中国で行いました。そういった状況の中で、タイムスケジュールの管理能力やコミュニケーション能力が培われたと自負しています。約3ヶ月の準備期間を経て、祭りは無事開催することができました。 当日は現地の学生もボランティアとして参加してくださり、たくさんの方が来場してくれました。現地で楽しんでくれている中国人の友人や子供たちの笑顔を見て、本当に開催してよかったと思いました。