図書館総合展でのポスターセッション
私は「粘り強く考えられる」という強みを活かして日本最大の図書館イベントである図書館総合展というイベントにて、約三万人の方々にポスターセッションを行った。ポスターは図書館の未来をテーマとすることにし、「AIや機械が全ての図書館業務を行うようになる」という内容を計画していた。しかし、この内容では機械の一方的な視点でしかなく、図書館で働く人々の未来については触れられていなかった。また海外ではすでに無人図書館が存在していたが、図書館の一部の業務しか行われていなかった。そこで人間にしかできない業務は何かと考え、子どもたちへの読み聞かせや利用者への即応的で柔軟な対応といった対人サービスは人にしかできないことに気づいた。そしてポスターの内容を機械と人が協力して図書館を運営していくという内容に変更した。その結果多くの図書館員の方々に興味を持ってもらうことができ、図書館の機械化について活発な議論を行うことができた。この経験を通して、目標に向かって批判的に考える力や物事を多面的に考える力が身に付いた。