パティシエ修行
ジェラート店で、自らが提案した新商品の開発から販売までを担い、お客様に喜んでいただけた経験だ。幼少期より製菓に興味のあった私は、大学入学後もその夢を捨てきれず、未経験からパティシエとして働くためにその店の門を叩いた。バイトとしてではなく、そこで働く他社員と同等の働き方を求め、大学に通いながら1日8時間で週4日働くことを決めた。そこで取り組んだのが、新商品開発から販売までを一手に担う頭書の取り組みである。元々、自らの手で作り出した商品をお客様に届けるまで全て担いたいと思っていた私は、店長へ考案したパフェの商品化を直談判し、先輩を巻き込みながら実現させた。8ヶ月間、20通りもの試作を経て出来上がった商品を召し上がったお客様から、直に喜びの声を聞けたことは今でも忘れられない経験となった。この商品は他スタッフも調理できるよう動画化したレシピを店内で横展開済みで、今でもその店に来るお客様を喜ばせ続けている。