東京大学大学院(Graduate School, The University of Tokyo) / 工学系研究科建築学専攻
【設計競技】ポストコロナの都市像を描く 優秀賞
COVID-19 の感染拡大では、経済的損失、地域とのつながりの断絶、格差など、近代化によって築かれてきた現在の社会システムや都市空間のあり方に対するゆらぎをおこっている。それを踏まえ東日本大震災から 10 年目を迎えようとする中、南海トラフ地震や首都直下地震の事前復興に向けた接続点を見出し、ウイルスとともに歩まざるを得ない私たち自身の未来に向けて、次の都市像を描くことをテーマとした設計競技。 コロナ禍における杉並区高円寺で起こった人々の助け合いや再開発に対する反対運動から、首都直下が仮に起きた際に、人々がいかに振る舞い危機的状況を切り抜けてゆくのか仮想シナリオとして想定し一つの物語としてまとめた。 チームビルディング・都市社会学的からのリサーチ・空間デザインの一部・プロジェクトマネジメントを行った。