セネガル農村における夫婦間の共同行動が女性の自律性、家庭内交渉能力に与える影響
セネガルの農村における女性の自律性に着目し、夫婦に対して女性の自律性向上を狙った介入実験を行い、その結果を分析。その結果から政策提言を行い、セネガルが抱える課題の解決、そしてセネガル経済の発展、安定につなげる研究を行った。 こちらも論文を作成し、ISFJ・JJ政策フォーラムに出場。 この研究がどう私の価値観に影響を与えたか: IではなくWeの視点で生きるへ。アフリカでの人との出会いがこの一番大きな価値観の変化をもたらした。私は野望を叶えるために、誰よりも学び、経験を積み、結果を出すことばかりに捕らわれ、自分のためだけに努力することしかできなかった。誰かと比べることでしか成長を感じられず、そんな盲目な姿勢が私の成長を止めた。そんな中ギニアでバックパックをした時、あたりまえのことに感謝するたくさんの友たちと出会い、人の本質に触れることができた。一日二ドルほどで生活をしているはずの貧しい彼らが、私の存在にありがとうといい、見返りもなく自ら手を差し伸べてくる。ある友達は、「助けた人から恩返しを求めるのではなく、助けた人がその恩を他者に送らせるようにしなさい」と言った。それ以来私の生きる目的は人と差別化するために特別な能力を獲得するより、どれだけ人の隣に寄り添って相手と分かち合える存在になれるかになった。彼らの道徳律を受け継ぎ伝えていきたい。 一番下のPDF欄にその論文を送付している。私の経済学、プログラミングのレベルが見て分かるようになっているため、ぜひご覧ください。