三重大学 大学院 / 工学研究科情報工学専攻
国際学会発表
私が学生時代に頑張ってきたことは、大学4年生の頃から行っている研究活動です。研究の内容は、骨腫瘍という主に膝の部分に発症する腫瘍が、良性なのか悪性なのかをディープラーニングを使用して推定するという研究です。研究を行うにあたり、研究に使用するPythonという言語の知識がなかったことやAIや医学に関する知識がなかったことなどの課題がありました。そこで、私はPythonやAIに関する本を読んだり、教授から教えてもらったりすることで、知識を身につけました。また、研究の課題として、学習データが少ないことや良性骨腫瘍と悪性骨腫瘍の分類をするための特徴が少ないことがありましたが、データの拡張や手法を工夫することで解決することができました。その結果、悪性腫瘍に関して90%以上の高い確信度で悪性であると推定できました。また、当該研究について3000名以上が参加する国際学会であるIEEECYBCONF2021において発表をすることもできました。