「拝啓、将来の私達へ」
タイトル「拝啓、将来の私達へ」 学部4年前期 設計課題『フクシマを変える建築』・・・人と人を結び付ける建築 という課題テーマでの作品。 2011年3月11日東日本大震災で福島県沿岸部も甚大な被害を受けた。街があった場所は一瞬にして人影が消え、原発の影響で帰れなくなったかつての街に残ったのは人が生活していた痕跡だけ。この悲しい記憶を消したいかのように復興という名の下、様々な場所で建築が進んでいる。しかしただ元に戻そうとする動きは本当に正しいのか、そのような疑問からこの課題に取り組んだ。 選定敷地は福島県浪江町請戸地区。ここも津波で甚大な被害を受け、今は住んでいる人はいない。所々に使われていた住宅や小学校が残っており、震災の悲惨さを伝える「遺構」として現存している。 この設計では、道というのもを設計趣旨として取り入れた。 1. 遺構を辿るような約1kmの道。 2. 道を中心として人々が集まるキッカケの場。 記憶を消すのではなく、継承する。そして人々が集まって街ができる。その集まるキッカケの建築を提案する。