公務員 / 警察官
夜間の犯罪抑止活動・業務の効率化
交番勤務をしていた頃、私の交番は夜間の犯罪発生率が多く大量の書類作成を処理できず泊まり勤務の明けの日も遅くまで残り休日出勤も行っていました。 初めの半年間は早く書類を処理する能力を身につけようと必死でしたがどうすれば業務を効率化できるのかを自分なりに思考した結果、事件化しなくても良いものまで事件化し必要ない書類を作成していることに気がつきました。 被害者と事件について対話し、今後の方向性について話し合うと事件化するよりも警察官が認知し今後同様の事件が起きないようにしてもらいたい(夜間のパトロール等の抑止活動)と思っている被害者が意外にも多かったからです。 そのことを報告書にまとめ上司に報告した結果、私の交番では事件を発生させないの夜間の管内のパトロール、巡回連絡に力を入れることになりました。 その後、半年間継続して犯罪抑止活動を行った結果、夜間に多く発生する空き巣や器物損壊の被害を以前の3分の1程度に抑えることができました。 犯罪抑止活動を通じて、犯罪そのものの数を減らし、被害を抑えることにより間接的に自らの担当する事件も少なくし業務を効率化をすることができました。