青山学院大学 / 法学部法学科
法哲学ゼミ 住吉雅美教授
法哲学を専攻。卒論は「人々の生活は経済システムの影響を受ける。環境的要因で人々の価値観が変わる。」という仮説を立て、執筆中。例えば、バブル期の日本人は楽観的な価値観を持っていたが、Z世代と呼ばれる人たちは消極的な人が多くなっている。様々な要因があると思われるが、私の論文では経済システム・資本主義に注目をする。資本主義の問題点をマックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』などを用いて分析し、マルクスが唱えた共産主義と比較する。その後、文化人類学者の『ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論』などの考えを用いて、仕事と生き方について考察をする。過労死や自殺など、日本が持つ深刻な問題にメスを入れる。