有機農家でのインターン
私は昨年の夏期休暇を使い、アメリカの有機農家と日本の複数の有機農家を巡って両国の有機農業を現場で働きながらリサーチをし、アメリカと日本の農業のあり方を比べてわかった日本の農業のいいところと悪いところ、大量生産型農業が起こす様々な問題と環境との関わり、現在の食文化の問題点、新たのテクノロジーの可能性、今まで気づかなかったSDGsの見方と大切さなどを学びました。アメリカでのリサーチで特に印象に残っているのは、アメリカの農家の方にお世話になっている際に経験した、シカゴで週二回行われるファーマーズマーケットです。そこでは、売店の設置や接客などを手伝い、どのように農家の方々が様々な工夫をし商売しているかなどを実際に体験できました。それによって、ファーマーズマーケットが人々にもたらす健康的な食文化、持続可能な地産地消型の効率の良い消費のサイクルのあり方に気付き、消費者と農家の持続可能な関係のモデルを現場で学びました。