千葉県富里市町おこしプロジェクト
昨年大学で千葉県富里市の町おこしプロジェクトに参加していた。このプロジェクトは300人ほどが説明会に参加し、その中から選抜で選ばれた40名の生徒が各々の得意分野を活かして地域活性化を目的とした内容だった。私はチームの中でデザインを担当していた。 市長から観光客数向上のため依頼され、現地視察もした。私たちは視察に行った際にスイカをはじめとした農作物が豊富で有形文化財もあり、地元の人々にこの町を守り抜こうとするカントリージェントルマンの精神があることに魅力を感じた。 その一方でそれらを伝えられるモノがない課題を感じ、パンフレットやマップの制作を行った。一方で依頼者に意図が伝わらずもっと説明を増やしてほしいなどの依頼があり、想定と現実のギャップに悩まされた。そこで依頼者のニーズからイメージボードを利用して認識をすり合わせた。またこれらを富里市で毎年6000人ほどが集まるマラソン大会や学内でのマルシェで配布し、高評価を受けた。その結果商工観光課を中心に今年の春にも配布されることが決定した。この時の経験から人々の思いに寄り添うことができ喜びを覚えた。