Miki Horiuchi
「仕事」を知る
初めて「イチ社会人として働く」経験だったこともあり、ここでは新卒1年目と同質な期間だったと言えます。ボランティアや学生という立場ではなく、お金という対価をもらいながら「働く」とはどういうことか、仕事の基本を学びました。何点か大事にしていたことがあるのですが、一つ例に挙げるとしたら、「すべての仕事に魂を込める」というスタンスです。具体的に私は、掃除や事務作業など、一見誰にでもできるようなことを自分なりの工夫をして取り組みました。最初の頃習慣づけていたのは、給湯室の掃除を毎日すること。1日のどのタイミングに、どこから始めて何を使ってどう掃除をするか、自分で仮説を立てながら掃除の仕方を改善していきました。一見小さな仕事ですが、全ての仕事に当てはまるプロセスであり、そうした考え方・工夫が仕事の質を高めていくのだと体感しました。