Mayuko Tsuji
『デタラメ幸福争奪戦』
私が今までの大学生活において一番力を入れてきた活動は、ミュージカルサークルでの活動である。客との距離が非常に近い、小劇場スタイルをとり、教室公演を中心に、オリジナルミュージカルを一年に五回ほど制作している。このサークルにおいて私は幹部を務めるとともに、脚本及び演出を担当してきた。私は大学に入るまで、演劇経験は皆無だったが、新たな世界を一からデザインし、様々な人と実現させていくリーダーであるこの役職に強く興味を抱き、六つの公演を先頭に立って作ってきた。演出を務めるにあたって私が一番こだわっているのは、どの立場の人間からもアイデアをもとめ、積極的に活かすことである。中でも困難だった公演は今年の三月に行った公演である。結果としては今までで一番評価の作品に仕上がったのだが、自身初めての都内での公演ということと、意見を出すことに慣れてきたメンバーをまとめるという点が困難の理由としてあげられる。URLは先述の3月公演の時の特設ホームページである。