オザックス株式会社 / 商品戦略本部 調達戦略グループ
~不利を逆手に~収益貢献100万円
仕入部隊の業務のひとつとして、収益最大化のための戦略策定や課題の把握をする必要がありました。そのためには実績分析の段階を踏みます。 これは入社後商品戦略本部に本配属されてから初めてのミッションでした。 しかし、担当カテゴリーである清掃用品は前任者が不在であったことにより前期目標や分析結果が存在せず、前期との比較や手本に倣った分析ができない状況でした。 そこで私は”だからできない/難しい”ではなく、”自分がどうすればできるようになるか”を考えました。具体的には下記のようなアクションを起こし、乗り越えました。 【何をした】 商品ひとつひとつのスペックにフォーカスした、商品分類 の項目を追加 【なぜ】 ・前任がいないからこそ、テンプレートにとらわれず自分なりのやり方を導入してみようと考えたため ・既存の分析項目のみでは個々の商品の特性を捉えた分析に至らないと考え、精度を上げるため 【実例(モップ)】 モップの特性に関する分析項目の最小単位は、“モップ”までしか存在しませんでした。 そこで私は1商品ごとにスペックを調べて、糸の長さ重さ材質など詳細な商品分類の分析項目を追加して分析しました。 すると、特定のスペック(糸の長さが18㎝のもの)の売上数が大きく、その中でとあるメーカーのものの粗利率が優れていることが判明しました。 よってその商品への集約が適切であると判断し実行、100万円の収益貢献を果たすことができました。