神さまからの ことだまを 授かるまで。
この戦争の記録は私の父、原田俊夫が病床の上で自らの癌と戦いながら、最後まで戦争の実体験を元に書き下ろした志願兵体験記です。父は地元では旦那衆と呼ばれる農家の跡取り(長男)として昭和3年に誕生しました。 しかし、父のやりたかった本当の仕事は、新聞記者や執筆活動のようでした。父は嘱託で記者などを若い頃目指していたようですが、あの戦争が勃発、そして日本の敗戦とともに無事帰宅。長男であるということもあり、家業の農業を継ぎました。原田の本家はもともと地元では唯一有名な地主で、原田の本家は地域の方々から「才兵衛様」と呼ばれていました。古の歴史はともかく、父の戦争体験とその息子である純一が体験した霊のパプテスマを授かったことにより、神様からの言霊を授かる迄の流れを紹介した真実の書である。