発明塾 / 発起設立メンバー
いわゆる中水の処理と浄化に関する発明提案
中水とは、飲用には適さないが汚水とまでは言えない水である。例えば自然雨水や、一度手を洗ったあとの洗浄水がそれにあたる。この中水を処理し浄化する発明を提案し、インテレクチュアル・ベンチャーズから報奨金を頂いた。 中水をそのまま飲むことは感染症や重金属汚染の危険があり、途上国において重要な課題となっている。中水の処理は、汚泥や糞尿と比べて処理が簡単であることと、乾燥地域であっても自然水や洗浄水程度の注水であれば入手可能であることに特徴と利点を持つ。 ここで中水においては処理そのものの難易度よりも保存に課題があることを突き止めた。そこで海洋物理学で培った知識と経験をもとに、中水の処理・浄化とともに水質の維持を主眼においた課題解決手法を発明し、発明提案書をXinovaに提出。報奨金を頂いた。