キャリア移行 / キャリア移行
なぜ「期待を超える感動」を掲げるか?
それが最高の仕事価値と自分が定義したからです。 「期待を超える感動」は建築士を夢に見た名残です。番組に出場した建築士たちは、いつも依頼主の期待を超える住まいをデザインし、感動を与え、「なんてカッコいい!」「将来はそうでありたい!」と思った。数年後、何のために仕事をするのかと自問した時、昔の夢に眠っていた大切な想いが甦った。仕事における最高の価値は「期待を超える感動」でそれが自分の目指すべき姿と思います。 少し余談だが、医学生時代に最も心に残った言葉が、とある入院患者から「また君に私を診てほしい」です。それは私がその患者のケアを担当する最後の日に、彼にお別れを伝えた返事でした。僅かだが確かに「期待を超える感動」を相手に届いたと感じました。それを言い換えれば、心から「一緒であって良かった」と思われる体験と理解した。 これからの仕事で「期待を超える感動」を人々に与えます。お客さんのみならず、関わってきた全ての人にその価値を与えたいんです。もちろん簡単ではありません。全力でコミットしないと期待なんて超えられません。私はまだまだ未熟な人間ですが、それは自分にとって最高の在り方であり、目指すべき姿です。