関西エアポート株式会社 / 運用本部
関西空港における降雪対応計画策定
2023年1月、強い冬型の気圧配置により開港以来最大の降雪量を記録。 対策本部を立ち上げ徹夜で対応したものの、 ・空港と本島を結ぶ連絡橋の長時間通行止 ・到着機を制限する手だてがなく、滞留者が1,000以上発生 ・除雪車両の不足による運航への影響、空港島内道路が通行不可に ・従業員が出勤できず、航空機が大幅に遅延 など大きな被害が出た。 これらの経験から、積雪予報など一定の条件が揃った場合、 ・空港の計画閉鎖スキームによる滞留者抑制 ・除雪車両の空港島内への移動 ・連絡橋閉鎖時も、緊急車両や従業員車両の通行を可能とする ・空港島内道路の除雪対応計画の策定 といった方針を策定、各関係機関(計32機関)を参集し合意形成を図ることができた。