名城大学 / 薬学部薬学科
memohealth
「お薬手帳の啓発」を主な軸に活動していた。 日常的に医療機関へ行かない若年層へ向けたお薬手帳携行率上昇のための活動である。2011年の東日本大震災での迅速な薬の供給にお薬手帳が注目され、2016年の熊本地震でも同様なことが言われたことを背景に発足した。主な活動は、若年層に携行してもらえるお薬手帳の企画、開発、完成した薬手帳の普及活動だ。縁あって1年次から活動に参加し、3年次にプロジェクトリーダーになった。昨年までは紙媒体のものを作成していたが、デジタル化に取り組もうと理工学部との共同プロジェクトに取り組んだ。また、ヘルスケア分野の機能も組み込むことで、総合健康管理ツールとして使用率の向上に取り組んだ。アプリ開発には、例年よりも予算がかかることが問題点として挙げられたため、本大学にプレゼンを行い、協賛を得て活動資金とした。完成したアプリを学園祭で発表し、お薬手帳を携行することの大切さについても説明し、普及活動をした。近隣の薬局にも協力を募り、以前までの紙媒体のお薬手帳とアプリを宣伝してもらい、実際に使用した、学生や患者さんからアンケートを取って、次年度に活かせるようにした。成果報告会では、学部間の共同プロジェクトは学内の先生方に多くの興味を持ってもらい、次年度以降も協力できる環境を得ることができた。