専修大学 / 法学部・政治学科・日本政治政策コース
タイでのボランティア・9割学生運営の教育系ベンチャー企業のインターン
〇ボランティア 今年の夏休みにタイのタマサート大学日本語学科で日本語学習の支援を1人で2週間行いました。日本で抱いていた言語学習の不満は日本語を学んでいる外国人も同じではないかと思い、学生たち20人にヒアリングを行いました。その結果、多くの学生が私が抱いていた言語学習の不満と共通する課題が伺えました。そのため、人生初の海外旅行を一人で来たにも関わらず、募集も何もない0からのスタートでしたが、タマサート大学日本語学科教授との交渉に臨みました。1クラス約20人の3クラス合計60人を担当させていただきました。積極的に日本語を学んだり、話したりする学生もいれば、自信がなく、なかなか積極的に慣れない学生もいました。グループ活動の際に、積極的でない学生は活動に追いつけず議論に参加できていませんでした。自分はどうすればそのような生徒の状況が変わるのか考えました。そこで私は、教育系ベンチャー企業での1年間のカスタマーサクセスの経験を活かし、生徒達の性格や雰囲気に合わせて接し、1人1人がコミュニケーションを取りやすくなるよう工夫しました。そしてグループ活動の際に、積極的に慣れていなかった子に進捗状況を伝え、自ら役割りを担ってもらうようにサポートしました。 〇インターン 9割大学生で運営している教育系ベンチャー企業において、1年間のインターンとして、中高生向けの2日間に渡る教育プログラムの企画・実施に携わりました。課外活動推進課という部署に所属しており、私が携わったプログラム内容はウクライナを通して「戦争を考える」です。大学で政治学・ジャーナリズム系の専攻を希望しているまたは興味がある中高生を対象としており、47都道府県から20人の参加を募り、実施しました。プログラム当日のための学生への事前課題の作成では、プログラムで学生たちがいかに主体的にディスカッションをできるかということを考え、より答えが出しにくい、正解のない課題を意識して作成し、より学生達に思考させるように作成しました。そして対面では、ファシリテーターを務めました。初めて会う参加者達の緊張やコミュニケーションの難しさということを想定し、ディスカッションをする前に私から輪に入り、学生同士の自己紹介や何気ない会話を初め、盛り上げるなどの工夫をしました。プログラムでは、学生たちの主体的な議論の活発化が進み、最後のプレゼンも学生たちにとって緊張する場ではありましたが、勇気を持って堂々と発表している姿を見ることができました。また最初は消極的な生徒も最後はグループの中で意見をまとめる役割を担っていたりなど、生徒様自身の成長も感じることができました。プログラム終了後には、保護者様から感謝のお声も頂き、無事プログラムを成功させることに貢献できました。