武蔵野大学 / アントレプレナーシップ学部
あの夏を取り戻せプロジェクト/総務責任者兼会計責任者
2020年、戦後初めて中止となった夏の甲子園。その3年後、当時の球児たちを再び聖地に集めるべく立ち上がったプロジェクトにおいて、私は「総務兼会計責任者」として運営の根幹を担いました。 【プロジェクトの規模と成果】 参加者: 元球児、監督、関係者を含む約1,000名(全49代表校を招致) 資金調達: クラウドファンディングおよび企業協賛により、約7,000万円を調達 開催場所: 阪神甲子園球場、および兵庫県内・大阪府内の各球場 【私の役割と具体的な実務】 組織内の4部署を横断的に把握する総務責任者として、単なる「イベント」ではなく、一つの「組織」として機能させるための基盤構築に尽力しました。 資金管理と法的基盤: 巨額の資金流動を管理するため、会計処理フローを構築。透明性の高い運営を維持し、プロジェクトの信頼性を担保しました。 ロジスティクス戦略: 全国49校、約700名の選手の移動(新幹線・バス)、宿泊(ホテル確保)、食事、および怪我に備えた保険手配を一手に引き受けました。大規模な集団移動を無事故で完遂させるための緻密なオペレーション設計を行いました。 ステークホルダーとの調整: 阪神甲子園球場をはじめとする各会場との調整、公式HPの運営、プロジェクト全体のリスク管理を担当。 広報・制作との連携: 「あの夏を取り戻す」というストーリーを最大化させるため、クリエイティブチームと連携し、支援者や世論を味方につけるためのバックアップを行いました。 【この経験から得たもの】 どれほど崇高な理念があっても、それを支える「仕組み(金・人・物・情報)」がなければ形にはならないことを痛感しました。リーダーシップだけでなく、「圧倒的な実務能力と完遂力」こそが、社会を変える唯一の手段であると学びました。