AGC株式会社 / 主任
自動車ガラス営業
入社後、自動車ガラスの営業部門へ配属。素材産業と自動車メーカー向けのTier1という性質から、単なる「できた商品を売る」だけではなく、顧客が求めるQ(Quality)C(Cost)D(Delivery)D(Development)M(Management)全てを満たすバリューチェーンを社内外に構築するミッションのため、顧客のあらゆる部門に対するニーズ把握を行い、それを満たす仕組み化までを社内外コミュニケーション取りながら実践。それらを発注につなげるため、徹底的な情報収集と3C分析を行いながら、差別化要素の少ない産業の中で他社の優位となるようなフロントローディング等を実施した。 当初2年半は、既存クライアントであるダイハツ工業株式会社に対して「軽自動車専門メーカーとして、コスト削減を行いつつも他社へ負けない新商品の搭載」を両立したいという顧客ニーズに見合う獲注戦略の策定と提案を実施。 マツダ株式会社は国内で当時唯一取引がなかったが、ビジネスが決定し社内チーム組成の際に担当となる。広島営業所新設の際は単身で広島へ赴任し、QCDDM全てにおいて顧客のルールやニーズを把握し、社内外のプレイヤーを巻き込みながら仕組みを構築。顧客のデザイン、商品企画、設計、品質、生産、購買、補修品等のあらゆる部署とコミュニケーションを取りながら、発注いただいた車種のガラスの供給体制を整え信任を得ることに成功し、それ以降の新規発注・新規ビジネス拡大の礎を作った。