福田 千尋

「挑戦」をテーマとして大学生活に尽力した。その一環として、ファッションモデル役で観客動員三千人規模を誇るキャンパスコレクションに出場した経験が印象強く残っている。自分の成長につながる絶好の機会だと確信した私は、すぐに参加を決め、「自分の歩きで観客に感動を与える」という目標を立てた。しかし、約三千人に観られるプレッシャーや感動を生む演出をするための技術向上やメンタルケアなど課題は山積みで、本番で輝くためには相当の練習量が必要だった。実際に三か月間、週二回二時間のレッスンに加え週三回自主練習を行い、自主練習では質の向上を目指し経験者と共に練習を行って指導を受けたり、講師の指導を動画に収め、何度も見て反復練習を行うなど工夫を施した。よって、本番は観客や訪れた友人達から大きな歓声を浴びた。この経験は、人前でも物怖じしない自信につながり、これからも新しいことに挑戦したいという行動力への源泉となった。