Atsuki Takata

今までで最も困難だった仕事は、初めての学級担任です。 2年目の年度始めの4月に、1年生の学級担任を任されたのですが、最初は生徒に真剣に話を聞いてもらえず、指導をしても次の日にはまた同じ過ちを繰り返す生徒が絶えませんでした。心が折れそうになりながらも、信頼関係を築くために、自分のできることに集中しました。常に1人の人間として対等に接すること。まず生徒の話に耳を傾け、彼らの気持ちに寄り添うこと。毎日朝礼前に5分間生徒と交流すること。定期的に個人面談を行い問題の早期発見・解決に努めること。問題を抱える生徒を誰1人として見捨てないこと。そして、生徒に裏切られても諦めず信じ続けること。これらのことを愚直に継続した結果、私と生徒の間だけでなく、生徒同士でも信頼関係が生まれ、マラソン大会総合優勝（3学年13クラス中1位）と体育祭優勝（5団中1位）を達成しました。