立教大学 公式サイトリニューアル
学問の中身で選ぶ大学選びへ。大学選びの「質」をアップデートする。 スマートフォン、タブレットなどの閲覧環境の変化や、受験生や、在学生、教職員向け情報の混在など前回のリニューアルから、7年が経過した立教大学のWebサイトは様々な課題を抱えていました。 このような状況を改善するために、立教大学の広報課では、ただ単にサイトをリニューアルするのではなく、大学広報のミッションの再定義も含め、いま一度、大学サイトのあるべき姿を再編集したいと考え、ロフトワークとのリニューアルプロジェクトがスタートしました。 何をゴールにし、何を作るべきかを決めるにあたり、学内各部門へのヒアリングやフィールド調査、各種分析、さらにターゲット周辺へのインタビューなど、3ヶ月に及ぶ徹底的なリサーチを実施。見えてきたのは、高校生には理解しにくい情報を一方的に発信している大学と、大学をどう選んでいいのか分からず、偏差値や知名度などで意志のない選択をしてしまっている高校生の姿でした。 そこで、プロジェクトのミッションを、「大学を選択するという体験の質の向上」と定め、さまざまなアイデアの検討を開始。情報があふれ選択が難しい時代において、どうすれば「大学を選択する」という体験を、より良いものにできるのか。立教大学が数年後にあるべき姿を模索しながらのプロジェクトとなりました。