関西大学大学院 / 総合情報学研究科 知識情報学専攻
【論文投稿】メディアエクスペリエンス・バーチャル環境基礎研究会2022-01
「和音が励起するエージェントの感情に基づく表情提示の音楽聴取感覚への影響」と題しまして、メディアエクスペリエンス・バーチャル環境基礎研究会において発表させていただきました。 和音から得られる感情とエージェントの表情の対応が与える影響を検証しています。 検証の結果、和音と表情が対応している条件において、より、エージェントに対する共感や自然さを知覚する傾向がみられました。 和音共感エージェントについて 和音共感エージェントとは、明るい-暗い、安定-不安定といった、和音の感情値に応じて表情が変化するキャラクター(エージェント)です。 このエージェントを通して他者と聴く音楽を再現し、他者の存在がどのように聴取に影響を与えるのかを検証しています。 コード進行の再生と感情値の設定をpuredataで、表情描画をProcessingで行っています。