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【インタビュー】データ分析とエンジニアリングで「WEAR」の成長を目指す。プロダクト愛溢れる、ZOZOのデータサイエンティスト

【プロフィール】
松井 宏史(技術本部 データサイエンス部 データサイエンス1 / 2019年新卒入社)2019年に株式会社スタートトゥデイテクノロジーズ(現 株式会社ZOZO)に入社し、ZOZO研究所で機械学習の研究開発を行う。現在は、データサイエンス部でWEARをはじめとするプロダクト改善のための研究開発を担当。社内での愛称は「WEAR大好き ぴろし」。

ファッションに対する価値観を180度転換してくれた、「WEAR」との出会い

就職活動では「プログラミングと数学を活かして社会に貢献できる」、「ユーザーから愛される事業会社」という、この二つを叶えられる会社を探し、考え方やプロダクトに共感したVASILYへの入社を決めました。しかし、入社直前にVASILYがZOZOグループとなる(※)ことを知り、その時は驚くと同時にとてもワクワクしたことを覚えています。

「ZOZOグループであれば、WEARやZOZOTOWNに集積された膨大なファッションデータを解析できる!」という期待に加えて、「WEAR」は私のファッションに対する価値観を180度転換してくれた、思い入れの強いサービスだったからです。

大学時代、ファッションへの苦手意識が強かった私に友人がWEARを紹介してくれて、そこからファッションを楽しむことができるようになりました。WEARは自分自身がとてもお世話になってきた大好きなサービスだったので、「入社後は、膨大なデータと機械学習でWEARやZOZOTOWNをより便利にしたい!」という気持ちが自然と強くなりました。

※2018年4月に、株式会社VASILYはZOZOグループに統合となりスタートトゥデイテクノロジーズ(株式会社ZOZOテクノロジーズの前身)として新たなスタートを切りました。また、2021年10月に株式会社ZOZOテクノロジーズは吸収分割を行い、株式会社ZOZO NEXTに商号変更し、一部を株式会社ZOZOに統合しました。


膨大なデータを用いて、課題解決を目指す

現在はデータサイエンス部に所属し、データサイエンティストとして事業課題を解決するためのアルゴリズムやシステムの開発を行っています。元々は中長期的な機械学習の研究開発を行う部署に在籍していたのですが、大好きなWEARやZOZOTOWNといった既存サービスが抱えるビジネス課題の解決に直接関われる環境を希望し、現在のチームに異動しました。それから約2年が経つのですが、今でも毎日が楽しくて仕方がありません。

自分が携わった機能がリリースされて、ユーザーがその機能を使ってくれたり、便利に感じてくれていることがわかった瞬間が何よりも嬉しいです。ユーザーインタビューやアプリのレビューを通して得られたお客様の生の声はもちろん、お客様の行動ログを分析して得られた定量的な結果からみられる反響も確認しています。

構想からリリースまで2年半。信念を持って進めたWEARの便利機能

携わった機能はどれも思い出深いのですが、中でも特別なのは、2021年7月にリリースした、「アイテムマッピング」というWEARへのコーディネート投稿を機械学習で補助する機能です。提案からPoCの推進、システムの開発、初期の運用までを、同世代のメンバー2人と担当し、時に悩みながらも一緒に構築をしてきました。

アイテムマッピングはWEARのヘビーユーザーである私自身が熱望していた機能で、「ユーザーのためになる」という自信がありました。Slackチャンネルや社内会議などで「こんな機能はどうですか?」と提案したのですが、最初はなかなか興味を持ってもらえず、芽の出ない日々が続きました。

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