1
/
5

回顧録②凄い展示会グローバルハブ構想

---40歳---

僕らの展示会ブースはどこでも簡単に持ち運べる。
中国でつくっているため全世界に流通できる。

この強みを活かして、40代の挑戦としてグローバル戦略を描きました。

それを
「凄い展示会グローバルハブ構想」とし、北京、ドバイ、蘇州に拠点をおき
まずは日本からの海外進出支援で世界いろんな国に行かせて頂いた。

そして世界中の怪魚を釣る事を目的にドバイに半年住んだ経験。

海外では多くの気づきがありました。
それは今に繋がっていると強く感じる。


気づきの一つ

ドバイに住んで、光通信さんのグループ会社さんと日本企業のドバイ進出支援やっていたときのこと。

現地の方々がいわゆる親日国で、日本を、そして日本人を心の底から尊敬してもらっている背景もあった。

タクシーの中で、僕が中国人ではなく、日本人とわかった瞬間にGreat!!!
と運転手さんのテンションは上がる。

そして今のっているトヨタのタクシーについて褒め出す(タクシーのほとんどがトヨタ)

パートナーの支援もあり、日本から次々とドバイ進出希望の方がくる

しかし、(その出展者さんは)なかなかうまくいかない。

詳しくはまた書きますが、ドバイはグローバルマーケット

例えばLED蛍光灯
日本製8,000円/本
中国製1,000円/本

おそらく日本製の方が高性能、長持ちをするかもしれない。
しかし、選ばれるのは価格が1/8の中国製

フェラーリやシャネルやエルメスなどブランド力のあるものは売れるのだが、、、

そんな経緯でドバイでショールームや展示会ブースを作りながら、そこそこ稼がせてもらっていた。

ビジネスモデルは、日本でお客様と打ち合わせし、そのブースを中国でつくり
ドバイ現地にいる僕がうけとり、組み立てる(凄い展示会システムで、誰でも簡単に組み立て可能、
持ち運びはタクシーで楽々)

そして、僕自身の気づき

一つも、何も売れない日本企業が多い中で現地でこのボールチェアを僕は、現地ECモールで売っていた。

何故か?

競合は現地に住んでいる中国人バイヤー
日本のものを日本から持ってきていては勝てない。

中国でモノをつくり、流通も世界流通できる中国から
そして日本ブランドを全面に押し出す。

これが勝ちパターンでした。

これ理屈で
横展開ものがたくさんある。

今現在、海外に住む(友人を含む)方々
自分が住んでいる土地でグランピングをやりたいという相談をもらっている。

もともと、私たちがグランピングプロデュースや自社施設FCで受けているのは

海外高級リゾートからの気づきと学びが活きている。

———

今、再度グローバル展開を描いています。

ー前田雄一

株式会社ゼンシン's job postings

Weekly ranking

Show other rankings