― 畜産・酪農に“数字の意味”を取り戻す、TAPの仕事 ―
「売上は見てるけど、決算書は正直よく分からない」
「経費が多いのは分かるけど、どこを改善すればいいのか分からない」
畜産・酪農という一次産業の現場で、
こうした声を私たちは何度も聞いてきました。
「決算書はある」でも、「経営に使われていない」
「畜産・酪農業における損益計算書(PL)と貸借対照表(BS)のポイント」をテーマに、TAPが日々どんな視点で農業経営と向き合っているのかをお伝えします。
BSとPL、正直見てないですよね?
少しドキッとする一言。若い農家さんの中には、
YouTubeや書籍で一生懸命勉強されている方も増えています。
でも実際は、
- 貸借対照表(BS)はほとんど見ない
- 損益計算書(PL)も「儲かった・儲からなかった」だけで終わってしまう
そんなケースが少なくありません。だからこそ私たちは、
「一般論」ではなく、「畜産・酪農に特化した決算書の見方」を伝えたいと思っています。
▼YouTube撮影のようす
BSは「今あるもの」ではなく、「どうやって集めたか」を見る
貸借対照表(BS)は、
- 現金
- 固定資産
- 牛舎や設備
といった「持っているもの」を並べた表…ではありません。
それを“どうやって調達したか”を見る表です。
- 銀行から借りたのか
- 自己資金なのか
- 資本金なのか
この構造を理解するだけで、
「なぜ今この返済が重いのか」「これ以上の投資はできるのか」が見えてきます。
PLでまず見るべきは「売上」よりも“原価”
損益計算書(PL)は、誰もが一番気になる「儲かったかどうか」を示す表。
でも、畜産・酪農において
最初に見るべきは売上ではありません。
それは、
- 飼料費
- 獣医費・治療費
といった 製造原価の中身。
ここは、農家さんごとに本当に差が出ます。 - 規模の違い
- 飼料へのこだわり
- 管理の仕方
同じ売上でも、ここが違えば利益はまったく変わります。
「数字はあるのに、どこを見ればいいか分からない」
そんな状態をなくすのが、私たちの役割です。
「この科目、何が入ってますか?」から始まる対話
実務の中で、私たち自身も悩むことがあります。
「これ、原価に入れるべき?」
「販管費に入れた方が見やすい?」
実はここ、会計事務所や担当者によって“慣習”で処理されていることも多い。
でもTAPでは、「前の担当がそうしてたから」では終わらせません。
- この農家さんは、今後投資をしたいのか
- 融資を考えているのか
- それとも守りの経営なのか
“どう見せたいか”をヒアリングし、数字に反映させる。
それが、私たちが大切にしている姿勢です。
数字は、経営を縛るものじゃない。可能性を広げるもの。
一次産業は複雑です。
- 一次産業でありながら
- BtoBで
- 売り先も多様
でもだからこそ、
いろんなところで利益を生み出せる可能性がある。
「生きていればお金になる産業」
この言葉には、現場を知っているからこその重みがあります。
数字は、経営を責めるためのものではありません。
次の一手を考えるための、道具です。
TAPが目指しているのは
「数字で会話できるパートナー」
TAPは、ただ帳簿を整える会計事務所ではありません。
- 現場の話を聞き
- 数字に意味を持たせ
- 一緒に経営を考える
そんな存在でありたいと思っています。
そして今、この考え方を一緒に体現してくれる仲間を探しています。
数字が好きな人でも、人の話を聞くのも好きな人ルーティンより「考える仕事」がしたい人TAPの仕事は、静かだけど、確実に経営を前に進めます。
畜産・酪農という、日本の根幹を支える産業を、
数字の力で支える仕事。
もし少しでも興味を持っていただけたら、お気軽にお問い合わせください!