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キーワードは「あれおれ詐欺」と「神様に祈るな」人事のプロフェッショナルが語るジールスの組織的強さとは?

本記事は、社内ラジオ「FM ZEALS」で展開された内容を抜粋してお送りします。

▶︎FM ZEALSとは?
毎月第2木曜日のお昼に生配信している「社内ラジオ」。
2人のMCを中心に、真面目な戦略や組織に関するコンテンツだけでなく、社員の新たな一面を紹介するコーナーなど毎回違ったメンバーをゲストに呼んで放送している。
▶︎今回の語り手プロフィール

浜岡範光(もぐ)
ジールス人事責任者。新卒でリクルートに入社し、人事・営業・経営企画を経て、面白法人カヤックの事業開発 兼 人事に。その後、リクルートマネジメントソリューションズ(RMS)で組織人事コンサルタント 兼 新規事業開発責任者。 (RMS時代、ジールスを担当していた)

渡邊大介(大介さん)
ジールス執行役員。新卒でサイバーエージェントに入社し、広告部門や新規事業開発を経て、サイバーエージェント全体の採用育成責任者に。その後はリクルートとのHR Techをテーマとしたジョイントベンチャー「ヒューマンキャピタルテクノロジー」を設立し、数百の人事の方とプロジェクトを推進。

※Zealsは「あだ名文化」が浸透しており、()内が社内で呼ばれているあだ名になります。少しでも社内の雰囲気を知って頂く為に本エントリーはあだ名で展開します。

成長企業に共通する「一生懸命OS」とは?

司会:大介さん、もぐさん!ようこそFM ZEALSへ!今日は、伺いたいポイントをたくさん準備させていただいてるので、時間が許す限り、ジールスの組織の良さや進化のポイントについて迫っていきたいなと思います。それでは早速1つ目の質問です!お2人は「ジールスという組織の特徴」をどう捉えていますか?

もぐ:僕、前職で人事コンサルやっていて、そのときにお客さんとしてジールスを担当させてもらってたんですけど、勉強会とかやらせてもらったときにすごく思ったのは、みんなすごい素朴で、学習意欲がめちゃめちゃ高い人たちだなっていうことなんですよね。最初の勉強会の時も、40人以上が参加してくれて。当時、僕はベンチャー企業の人事コンサルを30社くらい担当してたんですが、ダントツでリアクションが良かったんですよね。特にSukeoとか(注:Sukeo・・・第0期新卒で入社した活躍社員)。大介さんはどうですか?

大介さん:ジールスの特徴、そうですね。僕は、サイバーエージェントと半身リクルートみたいな感じのキャリアではあるんですけど、この3社に共通してるところで言うと、「一生懸命OS」みたいなものはデフォルトで搭載されてる組織であるところかなって思ってます。
前職で浸透してた標語(フレーズ)でとても素敵だなと思っているものに「一生懸命になることを笑ったりしない」っていうのがあって。大人になると、一生懸命になることを冷笑してしまうというか、「何一生懸命なってんだよ」みたいな半笑いになっちゃう雰囲気が日本にはあったりするじゃないですか?
そういうことを笑わないカルチャーがサイバーやリクルートにあるのかなと思っていて、これが彼らがメガベンチャーになれた要因の一つだとも思ってるんですよね。全社員が全力で懸命に働いていれば、そりゃすごい会社になるな、と。
優秀な人は採用すればなんとかなるかもしれないけど、社員みんなが全力で懸命に働くカルチャー、DNAみたいなものは一朝一夕で創ることはできない。それに近しいものをジールスは持ってるなって思ってます。

もぐ:それは本当にめちゃくちゃ思いますね。本当「一生懸命OS」っていい言葉だって思って聞いてましたけど。なんでしょうね、自分たちが実現したいものに対して「あと何ができるんだろう」みたいなことをすごい考えるなって思うし、どんなテーマが振られたとしても「どうやったらもっと良くできるか」みたいなことを考える、はすごくあるなと思ってて。
この間他社の人と喋ったときにも「ジールスって現場を巻き込むっていう感覚あんまりないんですよね」っていう話をさせてもらったんですが、もう「やるよね」っていう前提でどうやったらできるかってことをみんな聞いてきてくれるから「めちゃめちゃ恵まれた環境だと思ってるんです」って話をしたときに、「そんな会社聞いたことないです」って言われて。いやそれめちゃめちゃそうだなって改めて最近思ってますね。

ジールスがさらなる成長を遂げるために必要な「旗を掲げる力」

司会:めちゃくちゃいい話ですね!ここまでジールスのすごく良いところを教えていただいたと思うのですが、逆にこれまでの話に上がったメガベンチャーと比べた時に違うポイントだったり、ここもっと良くなったらさらに強い組織になりそう!みたいなお話も伺えると嬉しいです。

もぐ:「旗を掲げる力」っていうものをもっと鍛えていけるといいなと思っていてます。二つの観点で思ってるんですけど、一つはジールスみたいなスタートアップにとって一番大事なことって何かというと「変化対応力」なんですよね。
「大手が巨大資本で攻めてくるぞ」みたいなことは十分可能性としてある中で、世の中に対して新しい価値を既存の圧力に負けずに作っていく、新しいゲームのルールを作っていくってことやろうと思うと、どんどん仮説検証してその変化に対応していかなきゃいけない。
もう1つはジールスはありがたいことに「ビジネスモデルが当たったスタートアップ」だと思うんですよね。ただこれは逆に言うと、ビジネスモデルでうまくいってるがゆえに、下手するとそれ以上枠を広げられなくなってしまう可能性もあって。そうなると仕事がつまらなくなってしまうとか成長実感が感じられなくなってしまう。今ちょうどそういうフェーズだなと思っています。
やっぱり何かお客さんとどんなことを実現できたら面白いかとか、どんな価値がもっと出せるんだったら面白いかっていうことを、立場とか関係なく1人1人が旗立てて枠を超えてやってみるみたいなことがやれるかどうかによって、組織の活力ってすごい変わってくる。
今ジールスには約300名の仲間がいますけど、「300人が旗立てまくってる組織」「誰かが旗立ててくれるのを250人位が待ってる組織」どっちの方が変化対応力高いですか?って聞かれたら絶対前者なので、そういう意味でも大事だなと思います。

大介さん:誰かが旗を立ててくれるのを持つのではなく、自ら立てに行く。僕もこれ超重要だと思いますね。僕の前職とかだと、たまに社長から「そういうのは勝手にやっといて」って言われるんですよね。「勝手にやっておいて」って最高の信頼の表れなんですよ。自らが勝手にやれるくらい組織的な信頼を勝ち取りつつ、その一方でいわゆる「お前はどうしたいの?」の回答=自分の旗をどんどん磨いていくのが大事ですよね。

もぐ:僕や大介さんの前職って「お客さんのこと考えたらテンション上がってきたんで、社外の人や色んな人を巻き込んでやってみました」みたいなことが結構当たり前にある会社なんですよね。ジールスの中でもそういう動きがもっと出てくるようなチームになると、めちゃめちゃ面白いなって思います。

大介さん:僕は前職時代からずっと「広告の新しいルールを創る」っていう旗を掲げていて。自分たちのことをLINE屋さん(LINE公式アカウント内の会話設計をする仕事)だと思うのか、それともこれからの時代の新しいマーケティング・新しい接客のあり方を作っているのであると定義できるかがとても重要だと思いますね。それによって、行動も意識も全然違ってくるんですよ。

「あれおれ詐欺」が仕事を面白くする。

司会:「FM ZEALS」を聴いているメンバーがSlack上に「自分の仕事は自分で面白くしていきたい」とコメントしてくれているのですが、お2人はどういうマインドで自分の仕事を楽しんでいたり、面白くしようとしているのでしょうか。

大介さん:広告業界、もぐの前職もそうだと思いますが、「あれおれ詐欺」っていうのがあるんです。「あの仕事俺がやったんだぞ。」っていうやつ。有名なCMとかだと、「あのCM俺が作ったんだぞ!」っていう人数が十人いる、みたいな(笑)

もぐ:リクナビ作ったっていう人達は5000人位います(笑)

大介さん:そうだよね(笑)ちょっと茶化しちゃいましたけど、これは素晴らしいことだと思ってるんです。「あれは俺の仕事だ」っていう仕事に対する所有感を持つことってとっても大切だから。所有感を持って仕事ができるようになると、仕事って面白くなるんですよ。誇らしくもあるし、自己肯定感も間違いなく上がってくる。
逆に言うと、自分の気分が沈んでるときって、「おれ・私の仕事」と思えるような仕事ができていない場合が多かったりするんですよ。

もぐ:僕、社会人1年目の時に当時の上司に言われた言葉を今でもすごい大事にしてるんです。「神様に祈るな」っていう言葉なんですが、今の所有感の話に近いんですよね。
これは何かっていうと、たまたまいい会社に入ってたまたま良いチームに配属されて、たまたまいい上司に会って、たまたま良い同僚と仕事してたまたま良いお客さん担当して、たまたまいい仕事ができるっていうっていうことが全部揃う確率なんか天文学的数字だよと。
そんなものが与えられるのを待つよりは、お前がいるから良い会社になって、お前がいるからいいチームになって、お前がいるからいいお客さんとの取り組みができて、お前がいるから盛り上がっていく、というような、作れる側に回る方が打率高いぞ、という意味で。
神様に祈るなって言われて、本当にそうだなと。ジールスに入社してすぐの1月から3月の間は大変すぎて、つらくてしょうがなかったんですけど(笑)でも神様に祈らないと決めているから、自分がいるからこそいいチームにできるという事や、自分がいるからいい仕事ができるようにしていく為にはどうして行けばいいんだろうとすごい考えてきました。

大介さん:もぐは入社直後から激動が過ぎたよね(笑)本当お疲れさまでした。でも、もぐが参画して立ち上げてくれた新人事制度はまさに所有感を感じられる仕事だよね。
SaaS型のビジネスモデルだと分業化が進んでいるので、こうした所有感を持ちづらいかもしれないけど、ジールスのビジネスは社員一人ひとりの努力が成果に直結するので、神様に祈らず「おれたち・私たちの仕事」と言えるような仕事をもっともっと増やしていきたいね。

司会:もっともっと話の深掘りをしたい部分がたくさんですが、お時間になってしまいました(涙)大介さん、もぐさん本日はありがとうございました!

初公開した社内ラジオ「FM ZEALS」の中身いかがでしたか?毎回、違うゲストがそれぞれの立場で熱いトークをお届けしています。今後も、ラジオの中身を公開していきたいと思いますので、どうぞお楽しみに!

<今回ゲストだった2人も参加!ジールス新卒イベントのご紹介>

・CEO清水登壇!「TOP LIVE」:もぐさんがファシリテーターとして参加
https://www.wantedly.com/projects/1052708

・顧客体験価値を高める企画力を習得!実践型1DAYインターン:大介さんが参加学生の企画発表に参加
https://www.wantedly.com/projects/1085034

まだまだ組織として成長する伸び代が山ほどあるジールスについて興味が湧いた学生の皆さん!ぜひご参加ください!
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