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YOLO JAPANの代表取締役、加地大祐社長にインタビュー!働き方や仕事内容についてお話を聞きました。
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では、早速インタビューを始めたいと思います。よろしくお願いします!
うん、よろしく!
まずは、YOLO JAPANってどんなことをしてるんだろう?ってところから聞きたいんですよね。何をしてる会社なんだろうって。
そうだね、まずはYOLO JAPANとは何かっていうところの話になるんだけど。
今はYOLO JAPANって、求人サービスがメイン事業となってるんだよね。だけど、いずれは脱却したいと思っていて。いや、脱却というか…事業としては成り立っているけど、求人サービス自体は自動で回っている状態。その上で、僕らは次の段階にいってて、外国人をもっと喜ばせるサービスをしたいと思ってるよ。
というのは、まず最初に彼らが困るのって、生活の部分で言えばお金のことだよね。それって、お仕事がないとどうしようもない。お仕事があって、次に住むところどうしようとか、今週末なにしようとか考えることができるでしょ?だから今やっている求人サービスを安定させて、次にインフラの部分もバックアップしていきたいと思ってるんだ。例えばクレジットカードサービスとか、電気料金や携帯が安くなるニュースとかをYOLO JAPANから発信して、彼らに「えっ、そんな便利なツールがあるの」って思って使ってもらえたら良いなと思う。
最初にお金、次に生活、それができたら遊び。週末どこかに行こうぜとか、こういうもの買いたいとか。そういうところを提供するサービスとして、今の求人サービスってお仕事からエンタメに持っていけたら良いな。
YOLO JAPANは求人サービスだけを目指している訳ではないと。
目指しているところは、「外国人が日本に来るときには必ず登録するメディア」だよね。もしくは、来る前に登録しているような状態のサービスだと思ってる。例えば、日本で働いて住むのに必要なものが、健康保険と、国民年金と、YOLO JAPANみたいな(笑)。
日本人は、これから外国人と一緒に暮らしを共有していく時代を迎えていくと思うんだよね。だから、YOLO JAPANは日本に住む外国人に必要とされるメディアになると確信しているよ。
当たり前だけど、日本に住む日本人は皆、自分の幸せを考えているじゃない。ハッピーになりたいだとか、遊びに行きたいだとかね。でも、日本に来る外国人に対しては、ただ働きに来てると思っちゃってる。
でも、そうじゃないんだよね。外国人も幸せになりたいし、楽しみたいし、もっと笑いたいと思う。これを実現させたいなと思っていて。 これを実現することが、まさに日本人と外国人の分け隔てがなくなっていくための手段なんじゃないかなと思ってるんだ。
そうすれば、外国人も日本人を信頼するし尊敬する。労働力という部分だけではなく、人間として、日本人も外国人を尊敬できるようになる。そういったことを、サービスを通じて生み出せるんじゃないかなと思ってるよ。
2019年9月末にグランドオープンする「YOLO BASE」は、求人サービスから次の段階への第一歩ということですか?
それもあるよ。外国人を喜ばせるために、ここまで大きな施設を作れる企業って日本で他にいないと思うんだよね。それを僕たち全員で作ろうぜって。これは、かならず参入商品になると思ってる。
僕たちは「外国人の人材会社」ではなく「外国人のためのライフサポートサービス会社」を目指している。だから人材会社とはライバルではなく、コラボできる会社になれる。
つまり、外国人向けのサービスは他にもあると思うけど、僕らは包括的にサービスを提供できるようになっていきたいと思ってる。
それだけ需要があるということですよね。
現在日本国内において、成長産業と呼べるものはほとんどないと思っていて、ただ唯一、外国人分野っていうのが成長分野だと僕たちは思ってるよ。
日本国内の労働力が減っていく代わりに、外国人労働力が増えるというニュースは皆よく聞きくと思うけど、僕はこの労働力の質も結構重要だと思ってる。例えば、今日本に住む外国人って270万人くらい居るんだけど、もしこれが全員小学生!とかだったら、日本のためには何にもならないわけじゃない。でも、実際はこの内の140万人くらいが労働者で、ほとんどが働き盛り。彼らはそれと同時に、お金使い盛りでもあるし、エンタメも使い盛りでもある。
そんな時代に、僕たちはこの事業をやってる。こういう成長産業に僕たちは乗っているということを、今後僕たちの仲間になる人に知ってもらいたいと思う。こんな市場に僕たちはいるんだよ、と。
かなり多くの数の外国人に向けたサービスを展開できるチャンスがある、ということは大きな可能性ですよね。では、どんな人にYOLO JAPANで働いてほしいですか?
やっぱり、日本で働く外国人を幸福にしていきながら、自分たちも一緒に幸福になっていける人じゃないかな。企業理念「幸せを誘う幸せと相互幸福関係の永続的共創」もそんな感じだからね。あれ、めっちゃ難しく書いてるんだけど(笑)。
なぜこんな表現になったかというと、自分の言葉を使いたかったからなんだ。
なんか借り物を使いたくなかった。YOLO JAPANなりの言葉を作りたかった。だから、幸せを誘う幸せ。シンプルに言えば、だれかを幸せにしてあげたら、気持ちいよねっていうだけの話。喜ばせたときに、喜ぶ感覚ってあるじゃない?誕生日プレゼントもらうときよりも、企画して喜んでもらった時の方が嬉しいみたいな気持ち。誰かを喜ばすって良いことだよねって、自分も相手も定義したら、喜びを与えあう関係になるじゃない。
だからそんなに難しいことじゃなくて、お互いに喜ばせあおうぜ!っていうだけ。理屈は簡単なんよ。
人が喜ぶことが幸せって感じられる人に入ってきてもらえたら、嬉しいですよね。
そうそう。僕が一番よく使う例えは、座席を譲る例え。例えばお年寄りがきて席を譲ってあげたとき、お年寄りが「すいません」って言ってくれたとするじゃない?それを聞くと、体は疲れてるかもしれないけど、心はちょっと誇らしくなって嬉しくなれる。それで降りるときには「お兄ちゃんすいません」とか言って出て行ったりするじゃない。そういうときにやって良かったーって思う。すると次は、僕ら二人だけじゃなくて見てる人も「最近の若いやつも悪くないな」ってちょっと嬉しくなったりするじゃない。
会社って組織だから、2人の関係じゃなくて、他の人がいるわけで。この座席の譲り合いみたいなことが仲間内でもできて、ほっこりできる職場になったらなーって思うの。
逆に、たとえ正しいことでも、やれって言われたらすっごい嫌じゃない。「お前席譲れよ!」って言われたらすっごい腹立つし。譲ろうと思ってたのに!みたいな。つまり、自分でやるのはいいけど、言われてやるのは嫌なわけ。
だから、僕が「幸せを誘いあってよ」って皆に押し付けるのも、違うと思ってるんだよ。皆が自発的にやって、どんどん幸せなものが広がっていけばいいと思う。それは給料の部分もそうだし、弊社で実践してる働きやすい職場とか、フレックスな出勤時間とかもそう。
YOLO JAPANには8時、9時、10時から選べる出勤システムがありますもんね。
そうそう。例えば、僕はある社員さんが、『私8時出勤5時あがりなんで、5時以降仕事入れないでください』って言うの、僕あれすっごい好きやねん(笑)。社員さんのために作ったシステムを最大限利用してくれてるなって。
そもそも僕は、YOLO JAPANで働く人たちに対して、いっぱい会社ある中から、YOLO JAPANを選んでくれたって思ってるんだよね。だから、やっぱり待遇の面で他の会社に負けたくないよね。
社員が誰かに、YOLO JAPANで働いてる理由なに?って聞かれたときに、「いやうちはね、こういういい部分があるよ」って言ってもらえることに幸せ感があって。やっぱり、うちに勤めていることでたくさん自慢できることを増やしてあげたいなって思ってる。
だから、こうやって利用してくれているところを見ると、そういう制度を作って良かったと思う。これも幸せを誘う幸せだよねって。
コミュニケーションや、人に関わる部分は大切にされているんですね。
これは、これからもっともっとやっていかないといけないところなんだけど。自分が何に向かって進んでいるか、何に向かってこういう事業をやっているのかっていうのを再確認しながら進める環境を定期的に設けたいなと思う。
じゃないと、人間って、すぐ簡単な方向に流れちゃうからさ。それをリセットする環境をぼくは朝礼だと思ってる。朝礼では企業理念やコアバリューの唱和をやってるけど、あれは積み重ねてるものじゃなくて、0に戻してるものだと僕は思ってる。リセットして、『また頑張ってこうぜ!』ってのが大事なんじゃないかなと思うよ。
逆に、これが毎回毎回教育しているんだっていう認識になってしまうのは絶対おかしいと思う。だって皆持ってるもん、そういう優しい気持ちとか。だから気持ちをリセットするためのものであれば、すごく良いかなと思う。
最後に、これからのYOLO JAPANの課題ってなんだと思っていますか?
ポジティブなものでいうと、外国人登録者数も伸びてきてるし、あとはしっかりしたコンテンツをもうちょっと出せるようになるといいね。すると、外国人の機会損失が生まれるから、登録者数に対して応募率もきちっと、はねかえってくるようになると思う。
利益っていうのは、誰かを豊かにするためのものじゃなくて、未来をよくするものだと思ってるからね。
結局、明日も明後日も、僕たちがこの想いを繋いで挑戦し続けることが大切なんだよ。
だから、これからもひたむきに皆と頑張っていきたいね。
これからも皆で一緒に、新たなことへ挑戦していきたいですね。今回のインタビューで、YOLO JAPANの経営理念や考え方、またこれからの展望などが非常によく分かりました。ありがとうございました!
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いかがでしたでしょうか。
これを読んで少しでも皆様にYOLO JAPANの雰囲気や考え方が伝わったり、興味を持って頂ければ嬉しく思います。
弊社では一緒に喜び、挑戦し、成長できる仲間を探しております。
良かったらぜひ遊びに来てくださいね。
(インタビュー:北山)