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恩師に勝るとも劣らない、「スーパーヒーロー」を目指して

はじめまして!株式会社やる気スイッチグループの井上穂奈美と申します。

2022年4月に中途入社し、現在は子ども向け英会話「WinBe(ウィンビー)」のスクールディレクター(以下SD)として教室運営をしています。

わたしは大学4年間、同じくやる気スイッチグループのスクールIEで講師としてアルバイトをしていました。子どもたち一人ひとりと向き合いながら「やる気スイッチ」を探す中で、実はわたし自身が「やる気スイッチ」を押してもらっていたなあと感じています。

そんなわたしが、何度かの転職を経て、やる気スイッチグループでもう一度頑張ろうと決意した経緯や、実際に日々奮闘する中で経験したことや感じたことについてお話しいたします。

“やりがい”を再確認

先述の通り、塾講師として大学4年間を過ごしたわたしは、就活に際し、教育業界で生きていくなら、公教育ではなく民間教育に従事したいと思っていました。より一人ひとりの個性を伸ばし、自分だけの「好き!」「得意!」をより多くの子どもたちに見つけてほしいと強く思っており、全体ではなく個に目を向けられる場所を探していました。

中学受験を専門にしている塾に就職したわたしは、何百人の子どもたち・保護者に出会いました。現場を離れて数年が経ちますが、一人ひとりの顔と名前を、今でもしっかりと覚えています。

まだパパママと離れたくない幼児から、思春期に入りできるだけ保護者と離れていたい高学年まで、毎日のように顔を合わせ、授業をし、質問を受け、勉強のことやそれ以外のこと、たくさんの話をしました。

保護者の方とは送迎時や面談時、受験が近づくと毎日のようにかかってくる電話で、たくさんの話をしました。

その経験から感じたことは、子どもたちと保護者、どちらか一方の味方ではいけない、ということです。双方の想いや考えを聞き、理解したうえで、双方にとっての理解者・味方でいることを大切にしていました。子どもたちにとっての最大のサポーターであること、保護者にとって最大の理解者であることの大切さを、身をもって感じていたわたしは、より多くの子どもたちや保護者にとって、そんな存在になりたい、なれる自分でいたいと、考えるようになりました。そしてそんな自分でいられることが“やりがい”に繋がるのだと、改めて思いました。

「今」の自分ではなく、「未来」の自分のために

スクールIEが初めてのアルバイト、そして学生時代の唯一のアルバイトでした。両親が教師ということもあり、小学生の頃から「わたしもいつかは先生になるんだろうなぁ」と、なんとなく思っていました。スクールIEでは、たくさんの生徒を担当しました。多い時は、受験生だけで十数名を抱え、大学の勉強との両立が苦しくなることも多々ありました。そんな中で、「勉強が嫌い」「どうせやってもできない」とネガティブな気持ちで入会してくる生徒に、「案外楽しいかも」「未来の自分のために頑張りたい」と思ってもらえることが、わたしのやりがいでした。生徒たちとは、友達のように、きょうだいのように、親子のように、たくさんの感情を共有しました。

さらに昔話になりますが…わたしには人生を変えてくれた恩師がいました。小学6年生から中学受験勉強を始めたわたしは、思い通りに成績を伸ばせず苦しいまま本番を迎えました。第一志望で大失敗をしたわたしは、もう無理だと諦めてしまいました。受験最終日、先生はわたしを駅まで迎えに来てくれ、校門までの道でたくさんの話をしました。どうしても自信が持てないわたしに先生は、「自分を信じられないなら、俺を信じろ」と言いました。「おまえのことを信じている俺を信じろ」と何度も何度もわたしが頷くまで。その言葉を胸に受験に臨んだわたしは、最終日に合格を勝ち取ることができました。

「いつか先生になる日がきたら恩師みたいな先生になりたい!誰かにとってのスーパーヒーローになる!」わたしの夢が具体化した瞬間でした。

新卒から塾で講師を始めたわたしは、いくつかの業界・企業での経験を経て、「誰かにとって心から信じられる先生」「自分の未来を預けられる先生」になるべく、もう一度やる気スイッチグループで挑戦することを決めました。

ただのスタッフではなく、スクールの顔になる

わたしが働いているスクールは、英会話のWinBe、プログラミング教育HALLO、知育・受験対策のチャイルドアイズ、そして個別指導のスクールIEが併設されています。生徒数は400名以上おり、毎日たくさんの来校者で賑わう、活気あふれるスクールです。わたしがスクールで過ごすうえで常に意識していることは「やる気スイッチグループの一員である」ということです。わたし自身は英会話のブランドを担当していますが、顧客目線で見ると、ブランドは関係なく、スクールのスタッフになります。どのブランドの生徒・お客さまがいらしたときにも、自分事として対応することを第一に考えて行動しています。

業界経験としては教育業界が最長ですが、「現場は生もの」1日として同じ日はありません。仕事の内容に慣れたり、ペースを掴んだりしたとしてもすべてが上手くいくことはありません。そのLIVE感がわたしはとても好きです。今、目の前にいる生徒や保護者と共に、今を生きているのだなあと実感する毎日です。

SDの仕事は多岐にわたります。営業・数値管理・校舎運営・備品管理やHP運営、それもただやればいいのではなく、効率だけに偏るわけでもなく、自分のスクールだけがうまくいけばいいというものでもありません。だからこそ、自分一人で頑張るのではなく、スクールのスタッフや先輩、上長にたくさん助けていただきながら、チームの一員として頑張っています。

一人ひとりの「スイッチ」を見つける

やる気スイッチグループで再挑戦を始めてからあっという間に1年が経ちました。

日々、生徒と触れ合う中で、子どもたちは1週間あればできるようになることがたくさんあると改めて感じています。小さな成功体験と達成感を子どもたちと一緒に味わえるよう、わたしも新しいチャレンジをしていきたいと思います。


この1年間で習得した仕事内容の中には、得意なこともあれば、苦手なことももちろんありました。わたしは学生時代から、苦手なことを後回しにしても問題ないようなスケジューリングをする癖があるので、その癖をまずは直していきたいと思います。苦手なことを率先して行う中で初めてわかることや、できるようになることがたくさんあると子どもたちに教わっているからこそ、目を背けてきたこととも向き合えるようになってきました。やらされているのではなく、やってみようと自然と思える力が、子どもたちにはあふれていると感じています。

アルバイト講師時代から、子どもたちには何度もやる気スイッチを押してもらってきました。押されたから頑張るのではなく、少しずつでも頑張っていたから、さらに押し続けてくれたのだろうと思っています。

どんな環境にいても、何歳からでも、自分が熱中できるかもしれないもの・ことを見つけて、ゴールを決めず頑張ることはできるはずです。

頑張っている人、頑張ろうとしている人の背中を、時にはそっと、時には力強く押してみませんか。そしてたまには、前からその手を引っ張ったり、横に並んで歩いたり、どこにあるのか分からないスイッチを一緒に探してほしいと思います。

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