こんにちは!
営業企画課の石井 雄一と申します。
現在私が勤めている営業企画課では、個別指導塾 "スクールIE" における、チラシからWEB広告、DM制作の企画立案や運用、そして別部署である広報部やマーケティング部と共に社外プロモーションやTV、メディアへの露出に関する企画や対応を行っております。
教室長として入社後、マネージャー職、運営管理部、人材開発など異動や兼務を経て、現在は営業企画課の課長を務めています。
やる気スイッチグループへの入社
教育業界にはもともと興味を持っていました。
学生の頃にアルバイト講師として勤務していた時から教室長の仕事も気になっていましたし、前職大手ハンバーガーチェーンで店長として働いていた時も、次に働く先はどこかの企業に就職するにしても個人事業として開業するにしても、自分で教室をもって子供たちの成長に関わってみたいと考えていました。
それもあって、教室長というお仕事、教育業界への思いが強くなり、こちらのやる気スイッチグループに縁を頂いた流れとなっています。
教室長の言動は子どもたちの人生を左右するもの
教室長というお仕事はやはり直接子どもたちと接点を持つ仕事ですから、毎日やりがいも喜びも大きいものです。また入社当初より、一つの教室の教室長としてお仕事をするだけでなく、遅かれ早かれマネージャー職や社員研修、営業企画など広い影響範囲、会社や組織全体に関われるポジションに携わりたいとも考えていました。
教室長とは一人の子供の日常や人生を左右するお仕事ですから、自分が関わることでその子の人生がよくなることも、変わることもある。特に私が担当していた教室は350人くらいの生徒さんたちが通ってくれていたので、その分関わる保護者の方も沢山、講師の方も沢山…。子どもたちもそうですが保護者や講師、関わった方々は数えきれないほど多く、未だに親睦のある方もいらっしゃるほど一人一人との付き合いは長く、濃厚だったと思います。
やはり私の教室を選んでもらったからには「他の塾じゃなくて石井先生の教室を選んでよかった!」って思って頂きたいですから。以前のファーストフードでの顧客は非会員制ですが、塾って会員制なのでそれはまた違った顧客との付き合いや良さというものがありますよね。
子どもたちとの関係は一生の宝物
私が入社してすぐ、ちょうど副室長になって間もない時の話ですが、退会してしまった中学1年生のAさんという生徒さんがいました。ある日突然に親御さんが教室に来られて退会したいと言われ手続きをしたのですが、当時まだその教室に配属になったばかり、Aさんとも会ったことが無いため名前は知っているけれど顔が分からない…そんな状態です。結果的に顔も分からない状態で退会となってしまい歯痒かったのを覚えています。
そんなあるとき、私の教室に通ってくれていた生徒さんたちの部活動へ応援に行ったことがあったのですが、以前辞めてしまったAさんがその場にいたんです。顔は分からないままでしたが名前ははっきりと覚えており、着用していたジャージにAさんの名前が書いてあったためすぐにわかりました。
私の教室に通ってくれている生徒さんのお友達だったようで、話を聞いてみると実はAさんが「またスクールIEに戻りたいと思っているが一回やめてしまったから戻りづらい」と言ってくれました。「最後までちゃんと私が最後まで面倒見る。だから安心して戻っておいで」と私が伝えたところ、Aさんがまた通ってくれるようになったんです。
最終的に、その生徒とその弟さんの受験をお手伝いすることができて、今もその生徒さんの保護者が経営しているレストランに食事に行くほど付き合いは続いています。もしその子が戻ってきてくれなかったら…私は、名前はわかるが顔が分からない生徒さんをやめさせてしまった、という自責の念をずっと持っていたと思います。でも結果、こうやって戻ってきてくれてそして今もなお長く付き合える関係を続けることができた、今の親御さんのお顔も本当に明るく笑顔で、本当にその子に感謝の気持ちでいっぱいです。
リアリティのある広告・宣伝を打ち出すために
今の営業企画の仕事ですが、広告宣伝ってタイミングが本当に重要なんです。しかし、これまでの教室長経験から現場で今何が起こっているか感覚的にわかっているのでタイミングも手法も見え方も、その時その場面に合ったものを打ち出すことができます。それってやはり現場を経験していないと分からない感覚ですよね。
"塾" なので、サービス、受験のいろは、定期テストの対策について一通り理解していないと本当の意味での "現場に寄り添った" いい広告、宣伝は作れないと思っています。同じ会社の中に広報やマーケティングという部署はあるけれど、そこだけに任せるのではなく "現場に寄り添った" を実現するために、この営業企画課があるのだと思いますね。だからこそTVやCMにおいても、空想的なリアリティでなく本質的なリアリティを出せるのではと思います。
そして今掲げている目標、やらなくてはいけないこととして考えていることは、 "スクールIE" という一つのブランドのロイヤリティ、認知度を高めることが必要だと考えています。例えば高級ブランドはいいものだとか、ディズニーランドに行けばいいサービスを提供してくれる、と認知されているものがあるように、やる気スイッチグループやスクールIEが本質的にブランド力を高められるとより幅も広がり、多方面で成功につながると思っています。特にスクールIEはやる気スイッチグループの中でもブランドとして一番大きいので、他のブランドも牽引できるように成功事例を作りたいですね。
スクールIEの教室長を目指してくださる皆さんへ
教室長になったら、自分が一人前の教室長だと胸を張れるまで必死にやってほしいと思います。たとえ新入社員でもベテランでも若くても年を重ねていても、教室長として教室に入った瞬間から子どもたち、保護者の方からみたら同じ頼るべき教室長なんです。ハッタリだとしてもここが一番の教室なんだ!と思って責任をもってやり遂げてほしいと思います。
教室長のスキルは人のマネジメント、お金のマネジメントと広い範囲かつ高いレベルで成功しないと一人前になったつもりでなれていない、難しくも大きく成長できる仕事だと思います。だからこそ一人前になったとき、その後どんな仕事をしても高い視点、高いレベルで成功ができるのだと思っています。
異業種から教室長になり活躍している方も多くいらっしゃいます。意外と、小売業を始め教育業界以外の方のほうが成功するんじゃないかな、とも思っています。
塾は商材が授業であって進路指導なので、基本的なマネジメントやコミュニケーション能力、目標・数値管理は今経験しているところで身につけていれば、あとは商材に興味を持ってもらって入社後にレベルが上がっていくものだと思うんです。小売やアパレル、飲食も自分のお店の商品や顧客に興味を持つのと同じだと思います。
他業種から入る方は初めて関わる "教育" に対して真剣に向き合ったり、ビギナーという姿勢で勉強したり、素直さを持ったり、そういう根本的な直向きさが意外に大切だったりするんです。 "丁寧さ" "誠実さ" "気配り" "熱意" って会員制の事業であるからこそ本当に大事で、生徒や保護者の方に寄り添うという意味では、様々な業界の経験が生きる業界だと思います。だから業界問わず、教育に興味のある方、今のスキルを誰かの成長のために繋げたいと考えている方も是非前向きに検討頂けますと嬉しいです!