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入社2年目。東京を離れ、北海道からリモート勤務する理由。

安部「北海道に移住するので退職します。」

上長「は?」

入社半年後にはリーダーとしての頭角を現し、大手企業の運用保守チームのリーダーとして働いている入社2年目の安部さん。

前職でシステム運用を経験していましたが、開発は未経験。

運用保守の中には機能追加や修正など、開発部分も含まれますが、周囲のサポートと独学の両面から頑張ってくれています。

(上長のサポートはあったものの)当初はいわゆる1人プロジェクトでしたが、現在では臨時のメンバーを含め4~5名のチームを切り盛りしています。なんと北海道から

入社当初は東京で一人暮らしをされていましたが、なぜ北海道へ?!

安部「元々都会が好きじゃなんですよ。通勤ラッシュが特に嫌いで。前々からどこか地方に移住しようとは考えていましたが、北海道は札幌に全て集約されているからとても便利。札幌周辺は人が多いけど、少し離れてしまえばとても静かで快適なんです。」

真面目で明るく周囲に気を遣える人柄、お客様からの評判もすこぶるいい安部さん。

この先チームを率いてもっともっと活躍して欲しいのに。。

リモートワークを提案、お客様との契約も変更。

なんとかこの優秀な人財を引き止めたいという会社側の意向で、安部さんにリモートワークを提案してみることになりました。

引き止め作戦の実行役はこの記事の執筆者、高橋。

高橋「本当に都会が嫌いというのが理由?うちの会社が嫌いなわけでなく?」

安部「会社に不満があるわけではありません。本当に通勤ラッシュがストレス。」

高橋「そういうのはあるのかもしれないね。知り合いの会社でも、突然地下鉄で息苦しくなって通勤できなくなってしまった人が居るよ。都会はストレスが溜まるから。。」

安部「僕は普通に動物が出るような環境が好きです(笑)」

高橋「それはいいね(笑)安部さんはお客様からの信頼も厚いし、普段からしっかりやってくれていますよね。何より人柄がいい。会社としては何とか残って欲しいと思っています。リモートワークという訳にはいきませんか?」

安部「引っ越しても収入が担保されるのはありがたいですね。」

高橋「事務所は用意できないので在宅勤務になりますが、問題なければ是非そうしましょう!」

日頃弊社では家族の都合などによる非定常的なリモートワークを許可をしていましたが、本格的な実績はなかったため、これが初の試み。

安部さんを引き留めるためだけにリモートワーク本格導入!

これまで数社経験のある高橋から見てもなんという柔軟性。

もちろん安部さんの普段の評価あってのことですが、ルールの見直しやお客様との契約変更、帰社時の交通費など、会社側としても負担は少なくなかったはずです。

会社に対して点が辛い高橋も「社員を大切にしている」と感じる出来事でした。


さて、安部さんの北海道移転をお客様へ説明したところ、予想通りの反応。

........ザワザワ........

しばし審議ののち(数日かかりました)、これまでと同等の運用保守サービスを提供することを前提に許可を頂くことができました。

幸い客先訪問の少ないプロジェクトだったため、常日頃から電話やツール上でのコミュニケーションが多く、リモートワークに対する大きな障害がなかったのが勝因だと思います。

そして旅立ち。。

GWや有給を利用して北海道の物件探しや契約をこなし、着々と移住準備を進める安部さん。

重要なプロジェクトをしっかりこなし、夏には旅立って行かれました。

そして、現在北海道では。。

見よ、この笑顔!

都会のストレスから解放されて、伸び伸びと働いている様子が伺えますね。

リモートワークによって作業の質を下げないよう安部さん自身も意識しているようで、以前にも増してビシビシと飛ぶ指示。

お客様へのサービスもこれまでと同様に評価されています。

通常リモートワークはワーカーの管理が難しいと言われますが、さすがは安部さん、逆にしっかりとメンバーを管理してくれています。

無駄なストレスをためない環境に身を置くことで、集中できる環境を手に入れられた

安部さんにリモートワークのメリットとデメリットを伺ってみました。

メリット

・通勤ラッシュによる体力・精神力の消耗が無くなった

・自宅なので仕事の環境づくりが自由、集中できる環境を作ることができる

・空気がうまい!

・クーラーを使うと腰痛になりやすいので、利用が減った分体調管理がしやすくなった

デメリット

・特になし

一般的に「孤独感」「雑談から生まれるアイデアがない」などのデメリットがあげられるようですが、メッセージや電話で頻繁に東京側とやり取りをしているため、あまり感じていないそうです。

「無駄なストレスをためない」という安部さん自身の基本方針が「集中できる環境を手にいれる」ことを実現させていますね。

自己管理能力を最大限に発揮できれば、個人の要望に柔軟な会社

大和株式会社は働き方改革が叫ばれる以前から、社員の働き方を重視し、労働環境の改善に取り組んできました。

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