各部署やチームではどんなことをしているのかをviviONスタッフのインタビューを通して紹介していく【部署紹介】の第25弾、開発部・アプリユニットです! リーダー・徳永清詩さん、本田大悟さんにお話を伺いました!
―お仕事内容を教えてください
徳永さん:アプリユニットは、viviONやグループ会社であるエイシスのアプリ管理の統括をすることが役割のチームです。アプリの管理やアプリに関する相談事を引き受けており、リリース周りや開発会社とのやりとりにおける不明点、アプリで可能な挙動に関するご質問などを日々いただいています。開発の面では、現在は主にマンガアプリ『comipo』のサービス拡大を目的にその機能開発に注力しています。また、外部の開発会社に委託しているアプリの運用の橋渡しもアプリ管理の一環として行っています。
―『comipo』に開発リソースを多く充てているとのことですが、フルリニューアルの対応はどのようにされていたんでしょうか?
本田さん:依頼されたことをただ実現するのではなく、運営やディレクションの方からやりたいことを提案してもらい、その内容をアプリユニット側で精査して具体的な要件に落とし込んだり改善提案をしたりと、仕様策定からアプリユニットも関わっています。今回は、開発を少しずつ区切りながら進めていくスクラム開発という手法で回しており、2週間に1度その時点での進捗を報告しフィードバックを受けてさらに修正をするといった一連の流れを繰り返しながら開発を進めていました。この手法で進めることは新しい挑戦だったためチームメンバーが慣れておらず躓く部分も多かったですが、チームとして成長するために必要な過程だったと思っています。
徳永さん:開発言語を変え、開発手法もウォーターフォールからスクラム開発に変えるなど、チャレンジだらけのプロジェクトでしたね。組織体制も様々な部署が横断して1つのチームとして動くプロジェクト制が始まったことで、縦割りからプロダクトに集中する体制になりました。職能に関わらずプロジェクトに積極的に関わるようになり、開発以外の方向性からも挑戦したプロジェクトだと思っています。そのため、失敗もたくさんありましたが、最終的には携わったメンバーが自信をもって新しい『comipo』をリリースすることができました。
―チャレンジされる中で、よかったと感じる点や改善していきたい点などはありますか?
徳永さん:チャレンジして失敗しても受け止めてもらえる環境で非常に進めやすかったです。失敗してもいいからまずはやってみよう、というチャレンジ精神がチーム全体に行き渡った状態で進行できたことは非常に良かったと思います。一方、新しいことだらけで慣れるまでには時間がかかりましたし、チーム規模が大きめだったためコミュニケーションの取り方に課題を感じる部分もありました。携わるメンバーが多いプロジェクトの統率の取り方については今後改善していきたいです。
本田さん:チャレンジできる環境があることは本当に良かったです。チャレンジに失敗はつきもので実際にやってみて失敗することで課題が見えてくるものだと思うので、さらに良いものを作るためにも必要なことだと思っています。
―入社のきっかけは?
本田さん:Flutterで開発できることと1つのプロダクトに集中できることの2点を軸に転職活動をしており、viviONならどちらも叶うと思い入社を決めました。前職で受託開発の組織にいた時は、同時に複数のプロジェクトを掛け持ちしており納得できない状態で手を離さなければいけないこともありました。その分いろいろな開発に関わることができ非常に勉強になったため、今後は勉強したことを活かして良いものを作ることに集中しその後の運用まで関わりたいという思いでの転職になります。viviONに入社してからは、希望通り1つのプロダクトに集中することができたうえ、技術面でのレベルアップも図れています。
徳永さん:エンタメ領域が大好きなので、その業界で働きたいということが入社理由の1つです。また、今まではエンジニアとマネジメント双方を交互に経験してきたので、よりマネジメントに力を入れていきたいと考えていました。viviONではOKRや1on1、振り返り会などの成長の機会が非常に多いので、マネジメントスキルが向上できていると感じています。
―入社後に感じた魅力を教えてください
本田さん:やりたいことを伝えたり改善提案などをしたりした時にきちんと話を聞いてもらえるため、非常に働きやすいです。PCも最新のものが用意されていて開発者にとっては大変ありがたいですね。また、開発手法をウォーターフォールからスクラム開発に変えたり、事業部と開発部が垣根なく連携できるような体制になったりと、より良いものを作るために変化を恐れずに積極的に動いているところが魅力だと思います。
徳永さん: チャレンジすることを止められることはまずないですし、会社全体として前向きな姿勢なところが弊社の良いところですよね。いろいろな方やいろいろなプロダクトを通じてどのように良いものをユーザーに届けていくかを常に考えさせられる組織になっています。ユーザーのためになるならやろう、という話は常々出ますしフットワーク軽く動いていくことが当たり前な環境です。
―どのような方と一緒に働きたいですか?
徳永さん:私たちが開発するものは最終的にはプロダクトを使うユーザーに届けられるので、ユーザーの価値を最大化することにコミットしてより良いプロダクトを作っていくことを常に考えています。技術の面はチームでカバーしながら向上させていけるので、エンジニア力があること以上に前向きなマインドを持っている方にご入社いただけると嬉しいです。
―お仕事のやりがいを教えてください
本田さん:1つのプロダクトにコミットし、自分が開発に携わったものを多くの人に使っていただけることがやりがいです。入社当初の希望通り、今は『comipo』という1つのものにこだわってユーザーにとって良いものを作ることができていると感じられ、それがやりがいに繋がっています。
徳永さん:プロダクトを作っていく点では本田さんと同様です。特に『comipo』リニューアル後は、速度が速くなった、読みやすくなったという声をユーザーからいただいており達成感を感じています。また、リーダーとしては、メンバーが能動的に動けるようになったり意識改革によって前向きなマインドに変わってきていたりすると、成長の後押しをできたと感じられて非常に嬉しいです。
―どのようなところに課題を感じていますか?
本田さん:プロジェクトの進め方はまだまだ改善の余地があると思っています。スクラム開発を効果的に回したり、ユーザーにとってより価値のある行動をしたりできるようにしていきたいです。
徳永さん:プロジェクト制によってチームの垣根がなくなり全員がプロダクト全体を見ていく体制になったので、カバーする範囲がエンジニアの領域外まで及ぶことが多くなっています。たとえば、数値を毎日見て分析をしたり、iOSやAndroidが出しているアプリデザインのガイドラインをアプリユニットとして把握したうえでデザインの方と話したりしなくてはいけません。そのため、一人ひとりが獲得すべき知識や求められるスキルのレベルが高くなっているので、全員がそれを満たせるようにしていくことが課題だと感じています。まずは、周りの人がやっていることにも興味を持ってもらい、どんな考え、どんな手順で仕事をしているかを気にしたりしてほしいということをチームメンバーにお願いしています。そうすることによって、プロダクトに関わるものを自分事にし、改善や学びの機会を多く持つようにしてもらっています。
―最後に、今後の目標をお願いします
本田さん:リリースまでの部分だけでなく、プロダクトの開発から運用まで全体に関わり改善をしながら中長期的により良いものをユーザーに届けていくことが直近の目標です。また、自分の市場価値を高めたいと思っています。経験を重ねながら開発やプロジェクトの進め方などのスキルを向上させていき、良いプロダクトを作ることで市場で認められるような人材になっていきたいです。
徳永さん:人を育てる目線から、メンバーに常により良くするためには何ができるかという心持ちを持ってもらい、そのメンバー自身のキャリアプランに沿って成長してもらうことが目標です。自立してプロジェクトを引っ張っていけるような方がたくさん生まれたら嬉しいので、そんな方を1人でも多く育てていきたいです。