各部署やチームではどんなことをしているのかをviviONスタッフのインタビューを通して紹介していく【部署紹介】の第18弾、がるまにチームです!
サブマネージャーの斉藤由香里さんにお話を聞きました。
―お仕事内容を教えてください。
がるまにチームは、女性向けコンテンツを取り扱うチームです。弊社の運営する『DLsite』に作品を卸していただくためにサークル様にお声がけするところから、多くのユーザー様に作品を届けるためのキャンペーン施策まで担っております。
ここ数年、女性向けのコンテンツをきっかけに『DLsite』に登録されるユーザーの方が飛躍的に多くなっています。会社としても女性向けコンテンツをより一層成長させようという方針になり、ユーザー様に最も届けやすい形でサービスを展開することを目指している状況です。今まで『DLsite』は男性向けのコンテンツがメインでしたが、今後はがるまにチームが牽引し、女性向けコンテンツにもより強いサービスになっていくと思っています。がるまにという部署がハブとなり、女性向けコンテンツの価値を最大化できるような形でviviON全体として幅広い提案をしていきたいです。
―viviONに入社されたきっかけは何ですか?
今年の9月までオンラインの大学院で経営管理について学んでいました。前職では漫画編集をしていたのですが、自分の作品を国内外問わずもっと多くの人に読んでほしいという漫画家の方の思いを叶えることの難しさを感じており、作品を作ること以上に作ったものをどう売っていくかに関心を持ち始めました。
そうした経験や大学院で学ぶ中で、作品と読者を直接つなげたいと考えるようになりました。『DLsite』はそれを叶えることのできるプラットフォームなうえ、世界に向けても拡大していっており私がやりたいこととマッチしていたことが転職を決意した理由です。
―vivionの魅力はどのようなところにあると思いますか?
やはりプラットフォームを持っていることが大きな強みだと思います。漫画編集として作品を作っても、それをどう売っていただけるかは書店様次第です。しかし、『DLsite』というプラットフォームを運営するviviONでなら、作るだけでなくユーザーに届けるところまでできるという点に大きな可能性を感じています。サークル様が自費で作られたコンテンツをお預かりし『DLsite』で販売していますが、それをただ売るだけではなく、こちらからコンサルティングのような形で作品内容やプロモーション方法を提案することが可能なのは、売り場がある弊社ならではです。
また、自社制作コンテンツについても、販売部分も担っている立場として喜ばれるものを分かっているからこそ作れるものもあるので、いろいろな展開をしていけるところが強みだと思います。プラットフォームという非常に強い武器を使うことができるという点がやはり大きな魅力ですね。
──では、そんなお仕事のどのようなところにやりがいを感じますか?
すべてがやりがいです(笑)女性向けコンテンツが急成長していく中で、それに対して戦略を立てどうアプローチをしていくかというところからのスタートとなっています。世界を視野に入れて、会社として女性向けコンテンツをどのように成長させていくか考え実行していけることに魅力を感じています。今までの土壌がありつつも、そのうえで自分たちで1から考え新しく建物をデザインしていくようなワクワク感があります。
―一方で課題はなんでしょうか?
がるまにチームは、女性向けという枠組みで同人作品と商業作品どちらも取り扱うチームです。同人側はサークル様という個人、商業は出版社などの法人とのやり取りになるため、作品をお預かりする相手が異なっており向いているところに違いがあります。ただ、購入してくださるユーザー様は変わらないため、まなざしをユーザー様に向けなおし、視点を合わせていくことが必要だと感じています。ユーザー様に喜んでもらえるコンテンツを提供いただき、ユーザー様とコンテンツを結ぶことが私たちの1番大きな仕事なので、そのためにどうすればいいかを考え今後も最適化を目指していきたいです。
また、魅力あるコンテンツさらに増やしより多くの人に届けるためにも、サークル様に最適な提案をできる営業を増やしたいと考えています。がるまにチームの営業の場合、編集者のような面もあり、サークル様の課題を解決しメリットを最大化するために伴走するようなお仕事となります。失敗を恐れることなく目標に向けてサークル様と二人三脚で挑戦できるような方とともに、『DLsite』をさらに影響力のあるプラットフォームへと成長させていきたいです。
―最後に、今後の目標を教えてください。
「世界のがるまに」になることが大きな目標です。日本はもちろんですが、世界中で女性向けの二次元コンテンツといえばがるまにという認識をしてもらえるようになりたいと考えています。
そのために、まずはコンテンツの拡充が必要だと思っています。今もサークル様が自主的に作品を登録してくださったり、取次経由で商業作品もどんどん取り扱いが増えたりしています。それを今後はもっと私たち自身の力で伸ばしていかなければなりません。自分たちの努力によって、よりサークル様方のストレスを軽減したり出版社に魅力的なストアと思ってもらったりすることで、多くのコンテンツを提供していただけるようにしていきたいです。
さらに、より買いやすいストアになることも必要です。それぞれのユーザー様にぴったりのコンテンツと出会っていただけるよう、販促を企画して実行するといったことを通し、1番買い物しやすいストアになりたいと思っています。
プラットフォームの強みは、作り手と受け手をつなげられるところにあります。そのモデルとなっているのが今の『DLsite』だと思うので、サークル様とユーザー様の双方が幸せになるための繋がりの役割を今後も担っていきたいです。