広い視野と技術を獲得し、お客さまとも接したい。そんな一段階上のエンジニアになるため、オープンストリームの門をたたく。
技術を身に付け、お客さまともう少し近くで関われるところにいたいと思ったのが、オープンストリームへ入った理由です。前職ではシステム開発を行う会社でSEをしていましたが、作業は主に二次請けで、お客さまはエンドユーザーではなく自分と同じくエンジニア。誰かが作った設計書を元にプログラミングするだけの日々に、このままでは技術もコミュニケーションも身につかないと感じるようになりました。もっと勉強してスキルアップできる会社で働きたいと希望して出会ったのが、教育の手厚さを謳うオープンストリームだったんです。
一般的なIT企業ではSEは入社すれば即チームに入って仕事、となることが多いと思います。しかしここではSEが成長するための勉強の機会=施策が立てられており、自分に足りないスキルを学びつつ、チーム内で開発業務に従事するという形が無理なく取られています。現場での仕事からだけではなく、社内でも学べる機会が多いというのは、私にとっては願ったり叶ったりの状況でした。また、普段は仙台開発センターに所属はしていますが、東京で仕事をすることもあります。どこの拠点も意欲的な社内の雰囲気があって居心地がよく、人の交流が多いこともいいと思います。
研修のサブ講師を務めたことで基本に立ち返り、改めて気づいた学ぶことの大切さと楽しさ。
入社してから忘れられないのは、東京本社で務めた、教育案件のサブ講師です。当社は「教育」が文化として根付いていますが、それは社内だけにとどまりません。依頼があれば、ビジネスとして他の企業に対しての技術研修も請け負っています。入社2カ月目、あるIT企業のMVC研修における、JAVAのサブ講師をすることになりました。別の案件の準備もあって合計3カ月の東京滞在でしたが、社歴の浅い私に任せられたのは意外でもありました。この研修には主担当が1名おり、私はレビューなどを行うサブ担当3名のうちの1人。受講者は初心者から経験者までさまざまで、出てくる疑問もその人の知識や技術レベルによって差が大きく、各人に合わせて対応する必要がありました。特に初心者の持つ疑問は経験者なら見過ごしているような新鮮なものが多く、驚きの連続。基礎はわかっているつもりでしたが、聞かれたことに咄嗟に答えられないこともあり、調べて学び直すことを繰り返したのが印象的です。
このサブ講師を努めて、システムを作っているだけではわからないことはたくさんあるなと気付かされました。自分自身にも学びになったし、自社だけではなく外部に向けても技術を伝え、裾野を広げていこうとしているオープンストリームという会社の奥深さをまざまざと実感できた時間でした。
会社の環境に感謝し、勉強を重ねて確かな技術を身に付けることが第一の目標。
現在は業務系のWebアプリケーションの開発と保守を、東京のプロジェクト担当者の指示を受けつつ、リモートで行っています。常に何らかの要望が届くので、その都度設計書を書き、プログラミングを行って素早い対応を心がけています。まだお客さまと話をする機会はないのですが、その前に確かな技術を身に付けることが大事だと思っています。個人的にはHTMLの資格取得を目指して勉強を続けているほか、会社のSE施策に挑み、オープンストリームのSEとしてどうあるべきか、といったことを学んでいます。また、仙台開発センターで開催している勉強会の運営にも参加していて、進行役などを務めています。こうしたことを重ねていくことで、いずれお客さまの前に出たときも、求められることにしっかり対応できるSEとして、自信を持って案件に当たることができると思っています。また、教育案件での講師の仕事は充実していたので、また携われる機会があることを期待しています。
先日、社内イベントで宮城県の秋の風物詩・芋煮会を開催しました。東京からもゲストがいらっしゃって楽しく鍋を囲みましたが、地方拠点にいても他拠点の方々との接点が多く、刺激を受けています。この環境の中で自分を磨き、SEとして大きく成長していきたいと思います。