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【社員インタビューVol.7】飲食業界に関わる人を笑顔に。揺るぎない軸を持つ元料理人の挑戦。

こんにちは!
ファイブニーズ中原です。

今回は、社員インタビュー第7弾!
話を伺ったのは、お酒買取専門店の福岡店で店長を務める大津裕司さん

柔和な雰囲気とは裏腹に、熱く揺るぎない軸を持つ大津さんに、ファイブニーズ、そして飲食業界への思いをお聞きしました!

🔸料理人から飲食業界を支える側へ

──大津さんはもともと料理人だったそうですね!

はい。実は、最初は映画に携わる仕事に就きたくて専門学校に通っていたんです。でも勉強するうちに、自分の抱いていた理想とは違うな、と感じるようになって…。卒業後は音響関係の会社に就職したものの、やはり自分には合わなくて長続きはしませんでした。

そして次の仕事を考えた時に、「飲食に挑戦してみたい」と思うようになったんです。

──以前から料理はお好きだったんですか?

いえ、それまで包丁も触ったことがなかったくらいです(笑)

でも、飲食自体には興味があったので、福岡で居酒屋を運営する会社に「ド素人ですが自分のお店を出したいんです!修業させてください!」と頼み込んで…。結果、やる気を買っていただいて、自分の飲食業界でのキャリアがスタートしました。

──全く新しい世界での挑戦だったわけですね。そこではどれくらい修業を積まれたのでしょう。

7~8年です。居酒屋だったので、焼き鳥の焼き方から刺身の引き方まで幅広く学び、接客も行いました。そして一通りを習得し、最終的には店長まで上り詰めたんです。

その後、他の料理も覚えたいと考えるようになり、転職することにしました。

──2店舗目はどんなお店だったんですか?

ある伝説的な大将が営む多国籍料理屋でした。
そこは「福岡の飲食業界で知らぬものなし」というくらいの繁盛店で、大将自ら世界各国をまわり、行った先々の“思い出”を料理にするんです。

そのコンセプト自体も他にはない素晴らしいものですし、何よりどれもすごく美味しくて。味を覚えたい一心で、熱意を伝えて修業させてもらうことになりました。

そして2年弱働き、そのお店の味をある程度習得できた頃、独立するために地元の大分に帰ったんです。

──満を持して独立に踏み切ったんですね!

それが、狙っていた出店エリアになかなか空きが出なくて…。出店場所が空くのを待ちながら他も探していたのですが、ピンとくるところに出会えず。1年近く待って、やっと1軒空きが出たと思ったら、不動産屋さんが懇意にしていた方に先にゆずってしまったんですよね。

その出来事を経て地元での出店を一度は諦め、再び福岡に戻り、前職時代の料理長が出店したお店を手伝いながら福岡でも物件を探しました。

しかし、年齢も重ね、独立のために貯めた資金も減っていく中で、次第に「選択肢は独立だけか?」と考えるようになったんです。

それで、物件が見つからなければ一回就職しよう、という気持ちになりまして。その時に出会ったのがファイブニーズでした。

──なぜ飲食業界ではなく、お酒買取だったのでしょう?

当時は「雇われて飲食店で働く」という考えが完全になくなっていました。それまでも生活のために働いていたのではなく、独立を目指して勉強していたわけなので、その目標が途絶えた時点で「得意だから続けよう」という気持ちにはなれなかったんです。

また、飲食店自体はやはり労働環境や待遇が厳しいのが現状です。だからこそ、独立して生活の余裕を生みたい、という思いもあったのですが、よくよく考えたら、独立してラクになるのは自分だけなんですよね。

それが、次第に「飲食業界で働く全員の状況を変えられないか」という思いに変わっていったんです。

そうした理由から、飲食業界をサポートする事業を手掛ける会社を探すようになり、たまたまファイブニーズの募集を見かけて応募しました。

──業界の内情を知っているからこそ、サポートする側に興味を持たれたんですね。

そうですね。
実は、ファイブニーズを調べる中で、当時会社が注力していた飲食店コンシェル事業に興味が湧いていたんです。飲食店コンシェルは飲食店向けの居抜き物件を紹介する不動産事業で、まさに飲食業界を直接救う事業だ!と思っていたので。

それが面接で、福岡はお酒買取だけで、飲食店コンシェルは東京本社に行かないと携われないと知りました。それで、そのときは正直なところ、やや拍子抜けしたんですよ。

でも、その後の社長面接で、当時のファイブニーズの年商規模と成長速度、ビジョンの話を聞きまして。社長の描く構想は私がイメージしていたよりずっと大きな世界なんだと知り、深く感銘を受けました。そこで、「自分はすぐに東京には行けないけど、飲食店のための事業はやりたいから、福岡で力を付けてアピールしてもいいですか?」と思いを伝えて、入社に至ったんです。


🔸一人ひとりを信じて、本気で向き合う

──いざお酒のバイヤー業務を始められてみて、いかがでした?

もともと飲食店で色々なお酒を扱っていましたから、正直、仕事はすぐに覚えられると思っていたんです。それが、今まで持っていたお酒の知識は買取で必要になる知識とは全く別物で…。お酒の種類を覚えるのがとにかく大変で、必死に勉強しました。また、それまで飲食が長かったので、ビジネスの基礎も一から勉強しましたね。

ただ、勉強は大変でしたが、新しいことを学んでいくのは新鮮で、とにかく楽しかったです。

──大津さんはその後、早いうちに福岡店の支店長に就任されたんですよね。

はい。前任の方の退職が決まっていたこともあり、入社半年で抜擢していただきました。

振り返ると、その頃が一番の苦境でした(笑)。まず店舗の数値管理ができなくて…資料の読み方もよく理解できていないので、日々の目標額と実績をその日ごとの“点”でしか捉えられないんです。すると、結局自分の店舗が、数字的に良い状況なのか悪い状況なのかも分からない。それでも、半期の実績を元に次のプランは立てないといけないわけです。

その頃はひたすら悩んで、他店舗にいた先輩にたくさんアドバイスをいただきながら、試行錯誤して進めていましたね。

──その状況を乗り越えて、軌道に乗ったのはいつのことだったのでしょう。

支店長に就任して1年経った頃です。その1年で自分がやったことを見返したら、それがどんな風に回っていて、来期はどうすべきか、というのがやっと見えてきたんです。それで、少しずつですが手ごたえを感じるようになりました。その後も毎年、それまで見えなかったものが見えるようになっていって、今でも新しい気付きがありますよ。

こうやって決まった仕事ではなく色々な業務に多角的に触れられるのが、ファイブニーズならではの魅力だと思います。

──では、大津さんがファイブニーズに入って成長された点を教えてください!

先ほど話した数値管理やマネジメントはもちろんですが、部下の育成ができることも大きいですね。部下の成長と向き合っていると、自分自身の成長も感じられるんです。

私は根本的に人が好きで、本気で向き合いたいと常々思っています。それに、部下がより良く成長することは、会社の成長にもつながるわけですから、部下を大事に思ってしっかりサポートすることは、私の務めだと考えているんです。

そうして一から育て上げた部下が出世して、他の店舗の支店長を任されたりするのを見ると、すごく嬉しくて。向き合ってきたかいがあるな、とやりがいを感じます。

──そうした考え方は、以前からお持ちだったんですか?

ええ、これまでの職場でも同様に人を重視してきました。居酒屋の店長時代には20人以上のマネジメントをしていた時期もありますが、一人ひとりと本気で向き合っていたと自負しています。

──人と向き合うことは、昔から変わらない信念なんですね。

はい。私は、嘘や裏切り行為が一番嫌いなんです。

人って、多かれ少なかれ裏切るものじゃないですか。それでも、私は人が好きだから信じたい。だから裏切られることはあっても、自分からは絶対に裏切らないです。

例えば、部下が怒られないように嘘をついたり、隠し事をしたりしたとします。それに対してこちらが向き合わなくなってしまったら、その部下は最終的に辞めてしまうでしょう。それでは悲しいので、私は部下が変わると信じて向き合い続けるんです。

そして、これまで実際に変わっていく様子をたくさん見てきました。

──お話を伺っていると、大津さんが仕事に打ち込んでいらっしゃる様子が伝わってきますが、お休みの日はどんなふうに過ごされているんですか?

100%飲みに行ってますね(笑)

今でこそコロナの影響でなかなか飲みに行けないのが歯がゆいのですが…その分、家で飲んでます。妻もお酒が飲めるので、一緒に飲んだりしますよ。

──そんなにお酒がお好きなんですね…!(笑)

人の数倍は好きだと思います。1年に366日くらい飲んでますから(笑)

他には、スポーツも好きでよく観戦しますよ。以前はサッカー派でしたが最近は野球も好きになって、球場で飲みながら応援してます。

あとはキャンプも、頻繁には行けないですが毎年時間をつくって行ってます。開放的なところで料理してみんなで食べるのが好きなんです。

──どの趣味も結局は飲食につながっているんですね(笑)。ちなみに、一番好きなお酒は何ですか?

何でも飲みますが、日本酒が一番好きです。

料理人だったこともあり、いつも食事べースで「この料理にはこのお酒」という風に飲むお酒を決めていますが、お酒単体で飲んだときに一番おいしいのは?と聞かれたら日本酒だと思います。



🔸壮大な夢の実現へ向け、ビジョンを描き直す

──ファイブニーズは、10期に突入した7月から社内体制が変わりました。その中で、大津さんは3店舗を統括するマネージャーに昇格しましたが、率直な感想や意気込みをお聞かせいただけますか?

このチャンスをいただけたことを、本当にうれしく思っています。他の支店のスタッフとこれまで以上に深く携われるようになり、まさに“向き合える”人が増えるわけですから。

また、最近は私自身が店長としての経験を深め、視座が以前よりも上がり、他の店舗のことも考えられるようになってきたところだったので、とても良いタイミングで引き上げていただいたと思っています。

もちろん、想像よりも大変なことばかりだと思いますが(笑)
そうした環境に身を置けることは成長のチャンスですから、純粋に楽しみですね。

──では、ファイブニーズでの目標があればぜひお聞かせください!

私がこの会社に入社した本質である、「飲食業界の方々を笑顔にすること」を実現したいです。そのためにも、まずは飲食店コンシェル事業を動かしたいです。

それから私自身も九州出身ですが、地方で暮らす人にとって、上京って一つの「成功」の形なんです。だから、地方から都内に出店する方のサポートをしたい、という思いが漠然とありました。そのことを社長に相談してみたら、「東京じゃなくて海外進出する飲食店のサポートができたら、もっとたくさんの人の懸け橋になれるのでは」と返ってきまして──。

確かに、今後ファイブニーズは海外事業部の構想もありますし、そのパイプを生かして海外での新店立ち上げをお手伝いできたら、さらに規模が大きな話になります。社長のそのスケールの大きな発想に改めて驚かされつつ、ファイブニーズの将来性にすごくワクワクしたんです。

そういった具体的なやり方はまだ模索中ですが、色々なアプローチで飲食に関わる全ての方を笑顔にしたい。いずれ、笑顔になったお客様から「ファイブニーズのおかげで救われた」「ファイブニーズのおかげで売上が上がった」なんて言っていただけたら、それほどの幸せはないですね。

──ちなみに、ご自身の飲食店を立ち上げるという夢も、いずれ挑戦されるんですか?

それはずっと頭の片隅にありますし、チャンスがあれば出店したいです。でも、飲食店の出店は、自分にとってもはや小さな夢の1つになっていて…。

以前はそれが人生で一番大きな夢だったのですが、ファイブニーズに入って日々壮大なビジョンと向き合っているうちに、気付いたら自分自身の夢も大きくなっていました。それこそ、飲食に関わる全ての人を対象に夢を描くなら、飲食店1店舗くらい当たり前に成功させなきゃ、という感覚ですね。

──なるほど…。料理人から転身されて、仕事観も人生観もガラッと変わったんですね。そんな大津さんに、ぜひ求職中の方に向けてメッセージをいただきたいです!

仕事や働き方を考えるとき、今持っている固定観念で図るのは勿体ないということをお伝えしたいです。私自身、飲食の世界から飛び出してお酒業界に入ったときに初めて、「まだまだこんなにやれることがある」と気付きました。

ですから皆さんも、ご自身のスキルや経験以外の部分にも目を向けて、新しい世界に飛び込んでみるのもいいのではないでしょうか。

その中で、ファイブニーズのようなベンチャーに興味のある方とは、ぜひ一度お話ししたいですね。やる気がある人には、こんなに楽しい環境は他にないですよ。

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