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このままじゃだめだ!Wingsで掴んだ成長。


こんにちは!Wingsで約1年半インターンをしているAnneです。

就職のためWingsを卒業することになったので、ここでインターンをしようと思った経緯や培ったスキル、学んだことなどについて書きたいと思います。



このままで社会人になれるのか…?

私は幼少期を海外で過ごし、帰国後も海外経験の多い人たちのコミュニティーで学生生活を送っていました。そんな中、大学3年の夏に留学から帰国し、いきなり就活というものに直面し、焦っていました。これまで社会経験やビジネスレベルの日本語で何かを実践する機会が少なかったことから、日本のビジネス界でやっていけるのかという漠然とした不安とどうにかせねばという焦りを感じていました。

そこで、英語も更に磨きつつ、日本語で社会経験ができる環境でインターンをやってみようと思ったのがWingsに応募したきっかけです。


Wingsインターンでは基本チーム内は日本語ですが、多国籍社員が多く在籍するため、英語でやりとりをする機会も多々あります。更に、代表との距離が近く、インターン一人一人が裁量権を持って自ら課題を見つけ、提案し、解決に挑戦できる環境が整っています。ここに飛び込み、一年半後自信を持って社会人になれるように成長するぞ!と心を決めてWingsインターンに参加することにしました。



Wingsでの成長①:自分で仕事を創る力。

Wingsインターンではタスクベースの仕事も時々ありますが、基本はプロジェクト毎にWings Log*で目標設定から現状把握、原因分析、解決策を整理し、それに基づいて自分たちで行動していきます。私は就職したら「裁量権を持って自分で仕事を創りにいきたい」と漠然と思っていたこともあり、Wingsの裁量権のある環境に惹かれていましたが、いきなり裁量を持って成果を出すことはそう簡単ではありません。


そんな時にWings Logの考え方が身についていると役立ちます。最終目標を常に念頭に置き、要素分解していくことで、課題を見つけ、軸がブレることなく、解決に向けての行動指針を立てていくことができるようになります。Logは、慣れるまで完成させるだけで疲れてしまうこともあるのですが、ある程度慣れると意識せずともこのフローができるようになり、スピード感持ってPDCAサイクルを回せるようになります。Logは「仕事をゼロから創る」際の最初のステップだと感じたので、この力を鍛えることができたのは今後にも自分の強みになると思います。

*Wings Logについてはインターン体験談 (Jinji #1)でJinjiさんが詳しく説明してくださっています!

そんなWings Logとの修練の末、私が課題発見から解決まで率先して行った成果を2つ紹介したいと思います!

01.「完全マニュアル」の作成

私がメインで担当していたインスタグラム運用プロジェクトの課題の一つが、引き継ぎにかかる時間と労力でした。メンバーの出入りが多い期間には引き継ぎに時間がかかってプロジェクトの進行が停滞し、新しいプロジェクトに取り組む余裕がありませんでした。一番の原因は、運用に関して変更点があった際、その都度担当者が自分のスタイルで書類を作成していたため、書類が書式もファイルもバラバラな状態で点在していたことです。


そこで、複数にまたがっていた書類一式を全て一つにまとめ、新規メンバーでも読めば運用方法の全てがわかる完全マニュアルを作成することにしました。「完全」をつけた理由は、既存メンバー、新規メンバーに関わらず、運用に関して変更点やわからないことがあった際にこのマニュアルさえあれば解決するものにしたいと思ったからです。ですが、全く初めての人とある程度経験のある人両者が満足する「完全」は異なるはずです。また、初めての人にとって丁寧で詳しい説明であることは重要ですが、長すぎる書類は誰も読む気がしませんよね?これらのバランスをどう取るかで頭を悩まされました。


引き継ぎ作業の改善という第一目的を達成するため、まずは予備知識がなくてもわかるように細かいステップに分けた詳しいマニュアルを作りました。それをプロジェクトの新規メンバーに使ってもらい、情報の過不足を調整していきました。その上で、既存メンバーにとっても使いやすいマニュアルにするために書式で工夫することにしました。使用頻度の多いものを上部に配置し、目次機能を使って必要な項目へすぐ移動できるようにしました。また、説明の部分では重要な部分のみ書体を変え、必要な情報が見つかりやすいように工夫しました。これにより、全体的な時間短縮になっただけでなく、引き継ぎ担当者による説明のムラも無くし、ミスも減らすことに繋がりました。

「完全マニュアル」の一部です。

02. 分析システムの構築

もう一つは、Google Spreadsheetsを使った分析システムの構築です。チームに余裕がないとプロジェクトを「運用」するというより、とりあえず「回している」に近い状態に陥りがちですよね。インサイト数値を定点観測し分析する必要があるとはわかっていたものの、最適な分析方法がわからない上に、時間がかかるため続かないという状況が続いていました。この状況を打開するには、シンプルかつ短時間で完了する分析システムが必要だと感じました。


自分たちが分析したい項目に絞って、できる限り入力作業が少なく済む方法を検討したところ、スプレッドシートでできるのではと思い、スプレッドシートを勉強しながらやってみることにしました。インターンを始める前は関数知識ゼロでしたが、代表のサポートを受けつつ、トライアンドエラーを繰り返しながら、関数を組み合わせて最低限のデータ入力で自動的に分析結果が表示されるシステムを構築することができました。分析精度が上がったことで戦略を立てやすくなったので、インスタプロジェクトの今後の成長に期待です✨


分析スプレッドシートの一部です。別のシートにインサイト数値を取り込むことで上記の結果が自動出力されるようになっています。


Wingsでの成長②:リーダーシップ力。

インターンを始めて半年たった頃、CSO (Chief Student Officer) というインターンのリーダーに立候補しました。半年間インターンとして働く中で、「もっとインターン組織がこうあったらな〜」と思うことがいくつかありました。例えば「裁量権を持って様々なことに挑戦できる環境はあるが、それを実践してみたあとでもっとフィードバックが欲しい」といったことです。これらをもとに、より良いインターン組織作りに挑戦してみたいと思い、CSOに手をあげました。


インターン生が目標意識を持って成長を実感できる組織を目指し、個人の目標をTerm毎に発表する場や、代表や他インターンからフィードバックを得られる機会の整備などに取り組みました。チームの枠を超えてリーダーシップをとる立場を経験できたことで、違った視点からの学びがあり、その後のパフォーマンスにも良い影響を与えてくれたと感じてます。Wingsインターン生になった際にはぜひ積極的に挑戦してみてください!


真の成果とは…?

一年半、様々なプロジェクトを通して、多くの学びを得ることができました。中でも特に印象に残っているのが、新しいことを導入する際には「自分がいずれ担当から外れても継続、発展できるかどうか」を考えるということです。インターンでも就職でも一生同じ会社で同じプロジェクトを担当することはほとんどありません。


どれだけ高度で革新的なことを成し遂げられたとしても、他の人が使いこなせない、引き継ぎができない、担当者が変われば質が大きく変わってしまうようではそれは自分のスキルの「提示」でしかなく「成果」とは言えないと思います。


前述したプロジェクトにも、誰でも使えるシステムになっているか、私がWingsを卒業しても続いていけるかという点を意識して行っていました。自分のスキルを磨き、市場価値を高めることは大切ですが、組織の中で成果を出せる人というのは、そこから一歩先へ踏み出し、持続可能なサイクルをつくれる人なのではないかと思います。


自分の能力のアピールが先走りがちですが、長期的な自分の成長のためにも、この学びは今後にも活かしていきたいと思います。


本気で成長したいなら。

長いようで短い一年半でしたが、最初の頃の自分を思い返せば一回りも二回りも成長したな〜と感じます。大苦戦から始まった就活も無事終わり、4月からは社会人になります。まだまだこれからですが、Wingsインターンでの学びを活かして自信を持って4月を迎えたいと思います。


どのようなインターン経験をするかは人それぞれだと思いますが、個性豊かなメンバーと裁量権を持って活動できるWingsでならきっと自分の想像以上の成長ができると思います。


少しでも「挑戦したい!」「自分を鍛えたい!」「成長したい!」と思った方は、ぜひオフィスに話を聞きに来てみてください!!


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