みなさん、こんにちは!
今日は、弊社がダイバーシティを推進するうえでの、想いや考え方についてお話ししたいと思います。
❚ 代表自身がワーキング・マザー 子育てや家事、介護をしながら働ける不動産会社を目指して
突然ですが、不動産業界の営業職ってこんなイメージがないですか?
・車が運転できなと働けない
・土日祝は全く休めない
・お引越し繁忙期は休みも少なく激務
・お客様の来店や内覧時間に合わせて、休日や夜遅い時間まで働かなければいけない
・若くて体力があって仕事だけに専念できる人しか稼げない
...などなど
実際、業界全体を見てみるとそういう会社も多く存在するのが事実です。
しかし、弊社は代表自身が二児の母として子育てをしながら働いているワーキングマザーであり、女性活躍やダイバーシティ推進などが世の中全般で騒がれるずっと前から、やる気と適性さえあれば誰でも働けて皆がそれぞれの形で活躍できる会社でありたいという信念を持っています。まだまだ道半ばではありますが、様々な仕組みや制度を取り入れながら、日々この課題に向き合っています。
❚ 限られた時間の中でお客様の満足を追求するためには・・・?
とはいえ、お客様の今後の人生を左右するかもしれない重大な決断である「お部屋探し」をサポートするお仕事ですから、単純に手間を省いたり効率を追求するのは違うと考えています。
そんな中で、自分たちの働き方を変革し、同時にお客様の満足を叶えるために、不動産業界ではめずらしいチームによる分業体制"ユニット別"営業を行っています。
・お客様からお問い合わせを受けて電話やメールで来店のお約束を取り付ける担当
・店舗でお客様のお話を伺って一緒に物件をお探しする担当
・実際にお車で物件にお連れして内覧する担当
・お申込み後契約までの事務手続きをサポートする担当
といった形で、個々のメンバーが専門性を活かしてその役割を最良のクオリティで全うするのです。分業する分社内での密な連携は必要になりますが、それぞれの「得意」を活かすことで全体の進捗率を上げ、業務量を最適化することに繋がっています。
そうすることで、お客様の満足を叶えつつ、業界未経験の方も含めたさまざまな方が不動産の営業に携わることができる糸口になるのではないかと考えています。
他にも、来年1月からは年間休日数を+10日することや、基本給を増額して定額残業代として給与に含まれる時間数を20時間分削減したりと、制度面から根本的に変革していくことが決まっています。
どうしたら自分たちが生産性高く、パフォーマンスを上げられるのか?ということを常に考えています。
業界特性上どうしても繁忙期と閑散期の差は出てしまいますし、まだまだ完成系ではないですが、"ユニット別"営業を行うことで確実に働き方の改善につながっていると思います。
❚ 社内風土の面からみる、ダイバーシティ採用
渋谷区を中心とした城南・城西エリアに密着しているという特性上、大使館やIT企業などでお勤めされる外国籍の方のご来店が多くあります。また、渋谷区はパートナーシップ制度なども積極的に行っているので、このエリアにお住まいの同性カップルの方も少なくありません。
そんなときにお客様のお気持ちに寄り添い、不動産オーナー様などに理解を促せるような「当事者ならではの目線・感覚」がとても重要だと考え、ダイバーシティ採用に目を向けるようになりました。
例えば、下記のようなことはすでに社内の風土になっています。
・外国籍のお客様向けに韓国語と英語のホームページを展開
・全社ダイバーシティ研修
・TPOを踏まえてお客様が清潔感を感じられる服装であれば、スーツでなくてもOK
・名乗りについてもスタッフの意思を尊重
ダイバーシティ研修を行った際には、LGBTQについての知識を体系的に学び、若手を中心に多くのメンバーから「当事者の方の接客をしたことがあります!」という声が上がりました。
もともと仲がよく垣根の無い社風ではありますが、研修を行ったことでその雰囲気を大切にしながらも、「彼氏/彼女」を「パートナー」と言い変えたり、「これって聞いてもよいことかな?興味本位で質問してないかな?」など、社員同士でも配慮する文化が生まれました。
実際の接客の中では、外国籍のお客様が国籍により不利益を受けてしまったり、同性カップル様についても不動産オーナーの理解が得られず入居審査に落ちてしまうといったことが、現状は少なくありません。
だからこそ、「お客様に寄り添ってこの社会課題を解決したい」、と社員一人ひとりが感じています。
もしもこれから入社いただく方が何かしらのマイノリティの当事者だった場合には、様々な気付きや経験を他のメンバーに共有頂けたらこんなに心強いことはありません。
❚ 目の前のお客様を大切にするためにも、まずは社員一人ひとりの意見・個性を大切にしていきたい
いかがでしたか?みなさんの不動産業界や仲介営業の仕事のイメージが少しでも変わるきっかけになれば嬉しいです。
ご興味がある方、このような価値観や考え方に共感いただける方は、ぜひお気軽にエントリーしてみてください!