- WEBディレクター
- Web Engineer
- ビジネス職
- Other occupations (3)
- Development
- Business
オーナーシップを発揮して推進する機会が多い新卒4年目のエンジニアメンバーへインタビュー。チーフエンジニアへの抜擢、11月には月末表彰をダブル受賞するなど、社内でも最近の活躍に注目が集まるWさん。でも、かつては自信が持てず一歩踏み出せずにいたことも…。今回は、そんな現在の活躍の裏側にある、成長のきっかけやエピソードを聞いてきました。
Wさん:2017年、ウエディングパークに新卒入社。クライアントとなる結婚式場が公式HPやランディングページを簡単に作れる「Webつく」の運用開発やリニューアルを担当。2019年からは、 部署初となるフロントエンド推進プロジェクトを兼任し、PLも担当。現在はオンラインフェア支援ツール「フェアつく online」の開発を担当。
チームをけん引する意識に変わったきっかけ
ー最近ではオーナーシップやリーダーシップを発揮して活躍しているWさん。「自信がない」と悩む姿も見てきましたが、どんな風に成長してきたのかお話を聞かせてください。
元々ウエディングパークに惹かれた理由でもあるチームで成し遂げることにやりがいを感じていました。でも、自信がなかったり前に出るのが苦手だったりといったことから、プロダクトの向上やチームづくりに率先してアクションを起こせずにいました。
そんな中で、意識が変わったきっかけはふたつありました。
ひとつは、開発チームのメンバー育成施策をエンジニア4年目を迎える3人で提案してほしいと言ってもらった時です。
その時に、気づけば沢山の後輩ができて、自分たちの開発チームでのポジションも、チームをつくり、けん引する立場にあるのだとハッとしたことを覚えています。
チームの課題を考え、チームでのプロダクト向上や技術力のボトムアップができる施策を提案して運営することになりました。活性化なども考えながら運営する中で、前に出てチームを先導する事に抵抗がなくなったように思います。
もうひとつは、後輩エンジニアの育成です。
それまでもインターンや研修の担当はしてきたのですが、同じプロジェクトにエンジニアの後輩が入り育成する経験は今年担当している「フェアつくonline」開発チームが初めてでした。
実際後輩が出来ると、後輩に自信のない姿は絶対に見せたくない、むしろ「さすが!」と思われたい…!と思うようになりました。後輩がいてくれること、育成をすることで、毎日の仕事や学習のモチベーションになり、自分の自信にも繋がっていきました。
私自身、先輩から担当するプロダクト開発のことはもちろん、物事の推進やコミュニケーション方法など沢山のことを教えてもらった経験があり、それを自分も後輩に繋いでいきたいと思っています。そして、自分が「Webつく」を担当した時のように、後輩に「○○さんと言えばフェアつくonline」とみんなが思う代表作を作ってあげたいと思っています。(参考:新卒2年目のエンジニアに、プロジェクトでの成長秘話を聞いてきた)
育成を担当しているメンバーとの一コマ
「自分」から「チーム」に変わった時
ーチームを考える上で「壁」となったエピソードを教えてください。
1年くらい前に、所属するフロントエンド推進チームで「そろそろリーダーをやってみない?」という話をもらい、プロジェクトリーダーを務めたことです。
それまではプロジェクトの中で、開発業務に責任を持って自分のミッションを進めてきました。でもリーダーになると、自分の開発業務はもちろん、プロジェクトやチーム全体を見て考える視点になります。プロジェクトの計画性や根拠の説明責任などもミッションになり、仕事の幅が広がった実感がありました。
でも一方で、進める上ではわからないことだらけで、業務の幅は広がったものの成長の歩みが遅くなっている感覚もありました。
ー原因はどんなことだったんですか?
まず計画を考える上で何が必要なのかわからなかったり、自分がリーダーとしてひっぱることへの不安があったり、自信のなさからひとりで決定できなかったりといったことです。
リーダーを任されたフロントエンド推進プロジェクトは、年上で経験も技術力もあるメンバーで構成されていて、心強いけど、自分がその中でリーダーとして責任を持って進めていくということへの不安が大きかったんです。
ーなるほど。どんな風に解決していったんでしょうか?
面談などで色々な人に相談して、プロジェクトの進め方やメンバーの巻き込み方のコツなどを聞いて、自分の中での成功体験が重なることで、前に出てもいいんだと自信が持てるようになりました。
進める上では、周囲のマネージャーや先輩たちが私の性格を理解して悩んでいること悩みそうなことをフォローしてくれたこと、気軽に相談したり壁打ちしたりできる環境を作ってくれたことにとても感謝しています。
ー実践して成功体験を重ねていったんですね。やり切ってみていかがでしたか?
プロジェクトを円滑に進めるための準備力やサポート力などを、評価してもらえることや「助かった」と言われることが多くなって、自分の得意なことやチームの中でやるべきことがクリアになりました。
このことで、現在担当している「フェアつくonline」の開発でも、自分がプロジェクト全体を見るプロジェクトリーダーのポジションを担当したいと考えられました。
持ちつ持たれつ。支え合うチームで成し遂げたい
ー経験を経て、新しい挑戦をする時の自信は生まれましたか?
新しい挑戦を重ねたりチームを思って動いたりする中で、「経験がなくて自信がない」という思いは「経験はないけどチャレンジしたい」という思いに変化していました。今後訪れる未知へのチャレンジもしたいし、「やりきれる!」と思えています。
そんな風にチャレンジしたいと思えるのは、一緒に成し遂げるチームがあるからこそです。
会社やチームが掲げる目標に向けてみんなで力を合わせる、みんなで成し遂げることが私の仕事をする上での醍醐味だと思います。
チームだと、自分ひとりの時では出せないような力が発揮できるんです。ひとりではいいサービスはつくれないと思っています。
自信がつくように支えてくれるみんながいて、自分が支えたい人も沢山いて、いつでもお互いのことを支え合う、そんな「持ちつ持たれつ」の関係が大好きです。
今まで、自分ひとりだけで成し遂げたことはありません。誰かと一緒にやってきたからこそできたことだと思っています。
チームで成し遂げるために、私自身エンジニアとしてももっと技術力をつけて、メンバーをけん引したりサポートしていける存在になって、未来に繋げていきたいです。