WAmazingで働く人のリアルをお伝えするお仕事インタビュー。
今日は中国のご出身で、フルスタックエンジニアとしてWAmazingTransportとWAmazing Snowのサービスリードを務める毛さんにお話を聞きました。
金融系クラウドサービスのバックエンドエンジニアを経てWAmazingへ
ー毛さん今日はよろしくお願いいたします。まずは毛さんのキャリアについて教えてください。
ーよろしくお願いします。WAmazingは2社目で、以前はマネーフォワードという金融系クラウドサービスを運営する会社に3年ほど在籍していました。
ー前職でもエンジニアとしてお仕事をされていたのでしょうか?
ーそうです。大学院生のときに、卒業論文を書く際の情報収集のためにPythonとCを使ったことがプログラミングと最初の接点でした。ただ実は学生の時の専攻はプログラミングではなく「国際貿易」だったんです。元々は専攻に関連した仕事に就こうと考えていたのですが、就業タイミングの世界情勢や自分の適性を考えた時にエンジニアに興味を持ちました。
エンジニア希望として就活をして入社したのが先ほど話したマネーフォワードで、そこにジョインしてからRuby on Railsを勉強し始めました。マネーフォワードではRuby on Railsを使いながら会計システムの保守・メンテやお釣り貯金アプリの開発、証憑添付機能の開発などを行っていて、その中で銀行APIを叩いてデータを集計・アプリと連携させるようなこともやっていました。
ーなぜWAmazingへジョインしたのでしょうか?
ー中華圏のビジネスに関わる仕事がやりたくて、色々と調べるなかでWAmazingを知りました。幼少期をカナダで過ごしていたり、その後留学でアメリカや日本に住んだり海外と関わることが多く旅行も好きだったので、旅行と接点を持てる仕事、というところにも魅力を感じました。
ーWAmazingへジョインされてからのお仕事について教えてください。
ー現在はWAmazing Transport※1とWAmazing Snow※2のサービスリードを担当しています。入社してすぐのころはWAmazing Transport専任で、決済システムのリプレイスプロジェクトを担当しました。ここでは本前職で銀行システムに触れていた経験が本当に活きましたね。そのプロジェクト終了後はWAmazing Snowというリフト券専用ECサイトの開発も兼任になり、バックエンドをメインに担当しています。こちらではスキー場様のサイトやチケット発券システムとの自社サービス連携などを主に行っています。WAmazing Snowは冬に大きく動くサービスなので、時期によって工数を調整しながら二つのサービスに携わっています。
※1.WAmazing Transport:交通パス予約・決済サービス。各鉄道・バス会社様が販売するインバウンド向け交通パスを取り揃えている。リンクは台湾リージョン向けサイト。 https://tw.wamazing.com/ticket
※2.WAmazing Snow:スノーアクティビティ予約・決済サービス。日本全国のスキー場のリフト券やスノーアクティビティ商品を豊富に取り揃え販売している。リンクは台湾リージョン向けサイトと国内向けサイト。
https://tw.wamazing.com/snow/
https://jp.wamazing.com/snow/
進め方などはサービスによって細かな違いがありますが、WAmazing SnowはWAmazingの中ではサービス開始からの時間が長い(ローンチしてから時間が経っている)ということもあり、サービス改善のための機能追加の過程で仕様が他サービスに比べると複雑になっています。そのためエンジニアは全員フルスタックエンジニアとなっていて、様々な要望に応えられるような体制を取っています。
1人のエンジニアとしての仕事はもちろんですが、サービスの安定化に向けた業務も行っています。例えばWAmazing Snowは仕様が属人化してしまっているという課題があったので、今後のためにコーディングガイドラインの作成を行っています。その他にもコミットメッセージの書き方やリリースフローを全て明文化してチーム内のエンジニアに展開することで誰が入っても分かりやすい状態を目指して改善を続けています。
自分もサービス利用者の一人。購入履歴がモチベーションに。
ー毛さんが考えるお仕事の面白さはなんでしょう?
ー自分もスキーが好きなので担当サービスを使うことがあり、自分自身が利用者になれることが楽しいです!作って終わりではなくSlackの通知を通じて自分が開発したものが毎日購入されているのがわかり、やりがいを感じます。
あと、これは人によると思うのですが私は問い合わせ対応も好きです。「購入できない」「購入したのに履歴が見れない」といった問い合わせが来たときにはまずは調査をするのですが、利用者さんが提供してくれるスクリーンショットやメールなど、限られた情報から紐解いて原因を特定することに面白さを感じます。もちろん不具合などはないのが一番ですが…。
WAmazing Snowについてはサービス特性上利用シーン・タイミングがある程度決まっていて、冬の早い時間に重要な問合せが来ることが多いんです。そのタイミングに問合せが来た場合は即座に対応・解決に導かなければ、というプレッシャーと背中合わせでひやしやします。
ーこの先どんな方と働いてみたいですか?
ー技術力があり問題解決力の高い方と一緒に働きたいなと思います。やはり前提として技術力がないと、WAmazing Snowをはじめ各サービスの仕様をキャッチアップするのに時間がかかってしまうのでその点は必要だと思います。問題解決力というところでは、ただ問題点を見つけるまでであれば比較的皆さんできると思うんです。そこに留まらず改善提案も一緒にできたり、ただPMやディレクターに言われたことをやるのではなく依頼に対してもタスクの重要性について考えられたり、意見を持てる・伝えられる方がいいですね。
ーありがとうございます。最後に今後の展望について教えてください。
ーまずはRuby on Railsのエンジニアであり続けて、フレームワーク自体に貢献したいと思います。サービス関連では今後WAmazing Snow内で中国向けの販売を強化していくこともあると思うので、そうなった場合に自分が中心となってプロジェクトを進めていきたいです。中国のエンジニアとのやり取りも発生しますし、今までの自分の経験や強みを活かせる分野だと思うので。
組織という面では、チーム内のエンジニア文化造成もしていきたくて、RailsやRuby周りで新しい技術が出てきたときに最初にWAmazing SnowやWAmazing Transportで試し、上手くいけば全社に展開するなど、技術面でも組織を引っ張る存在になりたいと思います。
ー毛さん、ありがとうございました!