「化物語」シリーズとは?アニメを見る順番と実際の時系列を徹底解説 | ciatr[シアター]
西尾維新による人気ラノベシリーズ「〈物語〉シリーズ」。原作同様、アニメ版も高い人気を誇っています。原作のなかでも物語の時系列が前後しているため、アニメ版もストーリーの時系列を把握するのは困難です。今回は時系列順に各作品を詳しく解説します。 アニメ『化物語』とは?「〈物語〉シリーズ」を時系列順で一挙紹介 ...
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はじめまして。ciatr[シアター]編集部の長尾です。まず、軽く自己紹介させてください!
私は映画が好きで株式会社vivianeに入社しましたが、その後、漫画・アニメカテゴリへと移動することになりました。もともと漫画は結構読む方でしたが、アニメはからっきし……。しかし専門性の高い記事をどんどん作っていきたいし、何事も勉強だ!
このように一念発起してはや半年超。自分でもビックリするくらい、立派にアニヲタへと成長しつつあります。
お盆には、1週間の休業となりました。この期間を利用して、積みっぱなしになっていた本や、観たいドラマ・アニメ・映画を消化していくことに。
私はまだまだ、アニメの世界へと一歩踏み出したばかりの新参者。“常識”とも言っていいような名作でも、未視聴だったりします。
ちなみにこれまで手をつけたいわゆる“名作”は、「エヴァンゲリオン」シリーズ、「エウレカセブン」シリーズ、『カウボーイ・ビバップ』、あとは「けいおん」シリーズや『涼宮ハルヒの憂鬱』をはじめとする京アニ作品ちらほら、といった感じです。
そのほか、1クールに1作品は追っていて、今だと「リゼロ」2期と『デカダンス』を視聴しています!
少し話が逸れましたが、とにかくお盆休み!この期間を利用して、何かしらアニメ作品に触れたいと思った私が選んだのは「化物語」シリーズです。
というわけで『化物語』を観はじめました。
一番に感じたことは、「もっとはやく観ておけばよかった!」ということ。「エヴァ」「エウレカセブン」「カウボーイ・ビバップ」など、どの作品を観てもやはり同じことを思いました。
これらの“名作”は今からみると少し昔の作品なのですが、作品のなかには“新しさ”を感じることができます。「なるほど、ここでこの動き。」「斬新な色使い」「視点の切り取りかたがスゴイ!」など、アニメを観れば観ていくほどそれぞれの作品に違った特色があることが分かってきました。
『化物語』においては、これほどまでにシャープな描写を初めて目にしました。コラージュのように目まぐるしく切り替わるカット、ときおり挟まれるスローモーションのシーン、これらがセリフの尺と見事にマッチして緩急をつけています。
また原作は西尾維新によるライトノベルなのですが、この作家はけっこう言葉遊びが巧みな作風。そのため音声だけだと理解が難しいパートもありますが、文字のカットを挿入することで解決しています。
最近のアニメでは、音声だけだと分かりづらい場面に文字が登場するのは、よく見られますね。しかし『化物語』のスゴイところは、作品全体に文字描写を仕掛けていることで、文字が必要な場面とそうでない場面の違いをほとんど無くしてしまっている点だと思うのです。
作中には、道路標識や看板が頻発しています。そのような日常的な景色の中にある文字を描きながら、ときおり道路標示に見せかけた文章を使ってセリフには無い内容を表現しているのです。これによって、文字による説明が必要な場面でも違和感なく、むしろ作品の統一感をもって視聴者に説明しています。
すこしアニメの感想に熱が入ってしまいました。とにかく、お盆休みを利用して観たかった作品を消化しました!ということです。
私が編集者として普段やっていることは、情報を求めている人たちのニーズにあわせて専門的かつ面白い記事を提供すること。これをやり遂げるためには、編集業務のノウハウはもちろんですが、沢山の作品について人より詳しくないといけません。
逆に言えば、休日に趣味で観た沢山の作品たちを知識としてたくわえて、仕事に活かすことができるのです。そういう意味では、とにかく多くの作品に触れたいエンタメ好きにとっては、願ったり叶ったりの職場だと思います。
ただ弊社はベンチャー企業なので業務にはスピード感がもとめられ、目標達成にガシガシ取り組んで行かなくてはいけません。それでも、自分の好きなエンタメ作品に深く関わることができるのが、私のモチベーションです。
現在、株式会社vivianeでは編集者インターンを積極的に採用しています。国内No.1のエンタメメディアを目指しつつ、自分自身の成長にもつなげていきましょう!まずは気軽に説明会へ参加してみてください!